ChatGPTのプラグインは便利な拡張機能でしたが、2024年4月9日に提供が終了しました。
本記事では、【Create a QR code】プラグインの使い方を解説していますが、今後の利用には、より進化したChatGPTのGPTs(カスタムGPT)をお勧めします。
ChatGPTの発展を理解し、【Create a QR code】プラグインの詳細を知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
スマートフォンが手放せない今、情報へのアクセスはQRコードの「スキャン一つ」で瞬時に可能です。
しかし、そのQRコードを自分で作成するとなると、どうでしょう?
「難しそう」「専門知識が必要?」そんな心配は無用です。
おすすめのChatGPTの「Create a QR code」プラグインを使えば、誰でも簡単に、自分のウェブサイトやブログへのショートカットを作成できるのです。
「Create a QR code」プラグインとは、一言でいうとQRコード生成機能を追加するツールです。
この記事では、「Create a QR code」プラグインの使い方や活用方法をわかりやすく解説します。
この記事を読むことで、以下のメリットがあります。
- 「Create a QR code」プラグインの基本的な使い方を理解できる
- 自分のウェブサイトやイベントへのリンクをQRコードに変換する方法をマスターできる
- 「Create a QR code」プラグインとChatGPT新機能「All Tools」を使って、GIFアニメーションのQRコードを作成する方法を学ぶことができる
「Create a QR code」プラグインを使いこなすことで、あなたの情報発信は次のレベルへと進化します。
GIFアニメーションのQRコードの作成方法を含め、この記事を通じて、デジタル世界での存在感を強く印象づける方法を見つけましょう。
さあ、この記事を読んで、QRコードが開く新しい世界の扉を、一緒に探求しましょう!
ChatGPTのプラグインとは?
OpenAIが、ChatGPTの新機能として「プラグイン(Plugins)」のβ版を2023年5月12日から提供を開始しました。
「プラグイン(Plugins)」とは、あなたのChatGPTをより強力で多機能にカスタマイズするための追加ツールのことです。ChatGPT Plusユーザーであれば誰でも使用可能です。
なお、「プラグインってなに?」や「ChatGPTのプラグインとは?」など疑問に思っている方のために、「プラグインの基本」や「プラグインの一覧」についてはこちらの記事に詳しく解説しています。
プラグインを初歩から知りたいという方の参考になれば嬉しいです。
「Create a QR code」とは?開発元、開発目的は?
「Create a QR code」プラグインの開発元について調べましたが、現在のところ明確な情報を見つけることができていません。
このツールの目的は、「Create a QR code」プラグインの特徴から、ユーザーが簡単にQRコードを生成できるようにするために作られていると考えられます。
OpenAIは、自社のAIツールの安全な開発と使用を保証するための製品安全基準を掲げています(参照:Safety standards OpenAI公式サイト)。これは、OpenAIがPlugin storeで提供している全てのプラグインにも適用されると考えられますので、その点は信頼しても大丈夫だと思います。
「Create a QR code」プラグインで何ができる?
ChatGPTの「Create a QR code」プラグインは、QRコードを生成するツールです。
「Create a QR code」プラグインを使うと、ユーザーはテキストやURLから、簡単にQRコードを作成できます。
QRコードは、人々がスマートフォンで簡単にスキャンしてアクセスできるようにする場合にとても便利です。
「Create a QR code」プラグインの具体的な主の機能をまとめると、以下のとおりです。
「Create a QR code」プラグインの主な機能
- QRコード生成:ユーザーが入力したテキストやURLをQRコードに変換します。
- QRコードのサイズカスタマイズ:生成されるQRコードのサイズをユーザーが指定できます。
- QRコードのアクセシビリティ:QRコードに「alt」テキストや「title」を追加して、ウェブアクセシビリティを向上させます。
ChatGPTのプラグイン「Create a QR code」の使い方
それでは、ChatGPT(GPT-4)で「Create a QR code」プラグインを使ってみます。
まずは、「Create a QR code」プラグインをインストールします。
「Create a QR code」プラグインをインストール
Plugin storeから「Create a QR code」を検索します。
[install]ボタンをクリックしてインストールします。
「Create a QR code」が選択されていることを確認します。
「Create a QR code」プラグインの使い方を聞いてみる
初めてプラグイン「Create a QR code」を使うので、まずはChatGPTにプラグイン「Create a QR code」の使い方を下記のように聞いてみました。
プロンプト:
ChatGPT プラグイン「Create a QR code」の使い方をステップ形式で、初心者にわかりやすく教えてください。
するとChatGPTから、下記の回答が返ってきました。
基本的な使い方として、次のステップが回答されました。ChatGPTの返答をそのまま紹介します。
↓ChatGPTの返答はここから↓
ChatGPTの「Create a QR code」プラグインを使う方法を、初心者の方にも分かりやすくご説明しますね。
ステップ1: ChatGPTで「Create a QR code」プラグインを選択
ChatGPTのインターフェースでプラグインのセクションに移動し、「Create a QR code」を選択してください。これで、「Create a QR code」プラグインの機能がChatGPTで利用可能になります。
ステップ2: QRコードにしたいデータを入力
QRコードに変換したいテキストやURLを入力します。例えば、あなたのブログのアドレスをQRコードにしたい場合は、そのURLをここに入力します。
ステップ3: QRコードのサイズを指定
QRコードのサイズを指定できます。一般的なサイズは「150×150」や「200×200」などですが、用途に応じてサイズを選ぶことができます。
ステップ4: 生成するQRコードの詳細を設定
QRコードの「alt」テキスト(画像が表示されないときに代わりに表示されるテキスト)や「title」(画像のタイトル)を設定できます。これらはオプショナルなので、必要に応じて入力してください。
ステップ5: QRコードを生成
設定が完了したら、QRコードを生成します。生成されたQRコードは画像として表示され、ダウンロードや共有が可能です。
実際の使用例
例えば、あなたのブログのURL「https://yourblog.com」をQRコードにしたい場合は、以下のように入力します。
データ: https://yourblog.com
サイズ: 200x200
altテキスト: Your Blog's QR Code
タイトル: Visit My Blog
これらの情報をプラグインに入力した後、生成ボタンをクリックすると、指定したURLのQRコードが作成されます。
注意点
- QRコードの読み取りエラーを防ぐためには、クリアで読み取りやすいサイズを選んでください。
- altテキストやタイトルは、QRコードを使用する際のコンテキストを理解するのに役立ちます。
これで、「Create a QR code」プラグインの基本的な使い方をマスターできました。自分のブログやウェブサイトへのアクセスを簡単にするために、このQRコードをビジネスカードやチラシに印刷してみてはいかがでしょうか。
↑ChatGPTの返答はここまで↑
とても簡単な使い方を、例文とともに教えてくれました!
つまり、「Create a QR code」プラグインには次のようにプロンプトを出せば良いということになります。
例:ブログのURLをQRコードにしたい
- 「Create a QR code」プラグインを選択
- 「データ: https://yourblog.com
サイズ: 200×200
altテキスト: Your Blog’s QR Code
タイトル: Visit My Blog」 - 2のプロンプトをチャットに入力して送信
なんと、QRコードにしたいデータを「プロンプト(命令文)」に書いて送信するだけ!簡単ですね!
「Create a QR code」プラグインを使ってみた!
それでは実際にChatGPTの「Create a QR code」プラグインを使ってみます。
「Create a QR code」プラグインで、ブログのデータをQRコードにしてみた結果は?
先ほど、ChatGPTが「Create a QR code」プラグインの使い方の例に挙げた、「ブログのQRコード」を作成してみます。
以下のプロンプト(命令文)を出してみました。
ChatGPTの回答は以下のとおり。
作成された「ChatGPTの学校」のQRコードはこちらです。
「Create a QR code」プラグインが作成したQRコードをスマホに読み込んでみたところ、下のようにアクセスに成功しました。
GIFアニメーションのQRコードを作成する方法
「Create a QR code」プラグインとChatGPTの画像生成機能「DALL-E 3」、「Advanced Data Analysis(旧Code Interpreter)」を使って、GIFアニメーションのQRコードを作成することができます。
画像生成「DALL-E 3」についてはこちらの記事に詳しく解説しています。
「Advanced Data Analysis(旧Code Interpreter)」についてはこちらの記事に詳しく解説しています。
なお、「DALL-E 3」と「Advanced Data Analysis(旧Code Interpreter)」は、ChatGPT GPT-4のアップデート「All Tools」によって、同じチャット内で同時使用が可能になりました。
「All Tools」についてはこちらの記事に詳しく解説しています。
それでは、実際にGIFアニメーションのQRコードを作ってみます。
作成の手順については、以下のツイートを参考にします。
QR codes are making a comeback.
— Rowan Cheung (@rowancheung) October 24, 2023
You can now create incredible animated QR codes by using DALL-E 3 and GPT-4 all inside ChatGPT.
Here’s how to do it in 5 simple steps: pic.twitter.com/O9mNYrF8Qj
ステップ1: 「DALL-E 3」で、QRコードのフレームを作成
まずは、「DALL-E 3」を使って、QRコードのフレームを作ります。
以下のプロンプト(命令文)を出してみました。
「DALL-E 3」で生成された画像がこちらです。
ステップ2: QRコードのフレームを追加で6枚作成する
GIFアニメーションを作るには8枚の画像が必要なので、残り6枚も同じく「DALL-E 3」で作成します。
以下のプロンプトで、残りの画像を作成します。
完成したら、8枚すべての画像をダウンロードします。
ステップ3: QRコードとフレームをアップロードして、画像を作成する
「Create a QR code」プラグインで作成したQRコード(サイズは400×400で作成)と、8枚のQRコードのフレームをアップロードします。
そして、以下のプロンプトで、デザインされた画像の中央にQRコードが追加された画像を作成します。
ChatGPTの回答は以下のとおり。
8つの画像が作成されました。ダウンロードする必要はありませんが、画像を確認したい場合はクリックするとダウンロードできます。
ステップ4: GIFアニメーションを作成する
画像の中央にQRコードが追加された画像が生成されたら、以下のプロンプトで、GIFアニメーションを作成します。
GIFアニメーションが作成されました。
ステップ5: 完成したGIFアニメーションをダウンロードする
リンクをクリックすると、GIFアニメーションがダウンロードされます。
完成したGIFアニメーションは以下のとおりです。
まとめ
「Create a QR code」プラグインは、いかがでしたでしょうか?
デジタル時代の波に乗り遅れないためには、技術の進化を自らの手で取り入れることが不可欠です。
この記事を通じて、ChatGPTの「Create a QR code」プラグインの使い方から、その応用までを学びました。
初心者であっても、「Create a QR code」プラグインを使って瞬時にQRコードを生成し、あなたのウェブサイトやブログへのアクセスを飛躍的に増やすことができます。
また、GIFアニメーションQRコードの作成方法を取り入れることで、訪問者の興味を引き、記憶に残るコンテンツを提供することが可能になります。
最後にもう一度、「Create a QR code」プラグインの重要なポイントをまとめます。
「Create a QR code」の重要なポイント
- QRコード生成:「Create a QR code」プラグインを使用して、任意のウェブサイトやテキスト情報をQRコードに変換できる
- 訪問者増加:生成したQRコードをマーケティングツールとして活用し、ウェブサイトへのトラフィックを増やすことができる
- GIFアニメーションQRコード:動きのあるQRコードを作成し、視覚的魅力を加えることで、ユーザーの関心を引き、アクセス増加やブランドイメージ強化に繋げることができる
この記事を読んだあなたはもう初心者ではありません。今こそ、新たな知識を活かし、デジタル世界でのあなたの足跡を残す時です。
行動を起こし、今日からでもQRコードを使ったマーケティング戦略を始めましょう。未来は行動するあなたを待っています!
これまでに紹介したChatGPT プラグインの一覧
ChatGPTのプラグインの数は、すでに1074種類(2023年12月12日時点)。
海外のサービスが多く、日本人に馴染みのあるサービスはかなり少ないという印象です。
しかし、僕はただ知らないというだけで使わないのはもったいと思っています。
そこで、ChatGPTのプラグインの使い方の紹介をシリーズ化しています。今後も楽しみにして頂けると嬉しいです。
これまでに紹介したプラグインは、定期的に更新される「ChatGPT プラグインの一覧(カテゴリページ)」にて詳しく解説しています。
なお、ChatGPTのプラグインは、最大3つまで同時に活用することが可能です。つまり、異なるプラグインの力を組み合わせることにより、超パワフルなChatGPTを生み出すことができます。
ぜひ、他のプラグインもチャレンジされてみてくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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