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OpenAI『12日間連続リリース』全発表 まとめ!Soraや次世代AIモデル「o3」が登場、GPT-5の発表は?

OpenAI『12日間連続リリース』を告知!SoraやGPT-5など次世代AIモデルを含む注目イベントを徹底解説

AIの進化に興味を持つ世界中のユーザーが驚いたニュースが飛び込んできました!

OpenAIは2024年12月5日(現地時間)、2024年12月5日(現地時間)から始まる『12 Days of OpenAI』と題した大型イベントを告知しました。

このイベントでは、12日間にわたり毎日新しい技術やサービスが発表される予定です。

「AI技術の最前線にいるOpenAIが何を発表するのか?」「次世代のAIモデルや新しい技術はどのように私たちの未来を変えるのか?」と、多くの期待が寄せられています。

このイベントを通じて、AI技術の進化がどのように社会やビジネスに影響を与えるのか、その全貌が次第に明らかになるでしょう。

「ChatGPT」は、3億人のChatGPT週間アクティブユーザー10億件の毎日送信されるメッセージ、そして130万人の米国開発者がOpenAIのツールを利用していると公表されました。

この記事では、『12 Days of OpenAI』の概要やイベントの背景をわかりやすく解説し、イベントを最大限に楽しむための情報をお届けします。

「今何が発表されているのか?」「次に何が来るのか?」を知りたい方に向け、随時更新で各日ごとの最新の発表内容をすべてお届けします。

先に『12 Days of OpenAI』発表内容一覧を確認したい方はこちらをクリック。


この記事を読むことで、以下のメリットがあります。

  • 『12 Days of OpenAI』の概要や全体像、注目ポイントを簡潔に把握できる。
  • イベントのスケジュールや視聴方法を簡単に確認できる。
  • 12日間の発表内容を一つの記事で網羅し、効率よく最新情報をキャッチできる。

最新のAI技術が12日間でどのように発表され、私たちの生活や仕事にどんな変化をもたらすのか、興味を持つ方に向けた記事です。

これからの進展を一緒に見届けましょう!

目次

OpenAIの新イベント『12日間連続リリース』とは?

OpenAIは2024年12月5日(現地時間)から、平日の12日間連続で新しい発表やデモを行う『12 Days of OpenAI』を発表しました。

このイベントは、クリスマスシーズンのアドベントカレンダーに着想を得たもので、毎日1つのライブ配信を通じて新技術や製品を公開する形式です。12月20日まで続くこの取り組みは、AIの未来を形作る最新情報を届けると同時に、業界内での存在感をさらに高めることを目的としています。

イベントの概要と背景

『12 Days of OpenAI』は、平日ごとに新しい発表を行う連続イベントで、日本時間では翌日午前3時にライブ配信されます。OpenAIのCEOサム・アルトマン氏は、クリスマスの喜びと驚きをAI業界に届けることを目的に、このイベントを企画しました。

背景には、OpenAIがAI市場での競争をリードし続ける狙いがあります。過去のChatGPTやGPT-4の成功をさらに発展させるため、新技術の公開や、ユーザーへの新たな価値提供を目指しています。この連続リリースは、単なる技術発表にとどまらず、AIの可能性を幅広い層に示す重要なイベントとして注目されています。

サム・アルトマンCEOによる告知

CEOのサム・アルトマン氏は、自身のX(旧Twitter)で「素晴らしい発表を用意している」と語り、イベントの開始を告知しました。また、OpenAIの公式アカウントでは「大小さまざまな新しい発表」と述べられており、ユーザーの日常に直結する実用的な機能や、AI技術のさらなる進化が期待されています。

この告知は、AI業界やSNS上で大きな話題を呼び、多くの人が「次世代AIモデルや新機能の公開」に期待を寄せています。特に動画生成AI『Sora』や次世代モデル『GPT-5』といった噂が飛び交い、毎日の発表内容への注目度が高まっています。

『12 Days of OpenAI』イベントスケジュールと視聴方法

12 Days of OpenAI | OpenAI
(出展:12 Days of OpenAI | OpenAI

OpenAIの新イベント『12 Days of OpenAI』では、12日間にわたって毎日新しい発表やデモが行われます。

このセクションでは、開催日程や時間、そしてライブ配信の視聴方法についてわかりやすく解説します。

『12 Days of OpenAI』の開催日程と時間

『12 Days of OpenAI』は、2024年12月5日(米国時間)から12月20日までの平日にわたり開催されます。この期間中、毎日1つの発表が予定されており、AIに関心を持つ多くの人々が注目するイベントとなっています。

各発表は、米国太平洋標準時間(PST)の午前10時に開始されます。日本ではこの時間が翌日午前3時にあたるため、深夜に視聴する形となります。これにより、世界中のAI愛好者がリアルタイムで最新情報をキャッチできる機会が提供されています。

スケジュールは以下のように進行します。

  • 開始日:2024年12月5日(木)米国時間
  • 終了日:2024年12月20日(金)米国時間
  • 配信時間:毎日午前10時(PST)/日本時間翌日午前3時

例えば、初日の12月5日には「ChatGPT Pro」の発表が行われ、以降も平日にさまざまな新サービスや技術が順次発表される予定です。

『12 Days of OpenAI』の開催スケジュール(日本時間)

  • Day 1: 2024年12月6日(金)午前3:00
  • Day 2: 2024年12月7日(土)午前3:00
  • Day 3: 2024年12月10日(火)午前3:00
  • Day 4: 2024年12月11日(水)午前3:00
  • Day 5: 2024年12月12日(木)午前3:00
  • Day 6: 2024年12月13日(金)午前3:00
  • Day 7: 2024年12月14日(土)午前3:00
  • Day 8: 2024年12月17日(火)午前3:00
  • Day 9: 2024年12月18日(水)午前3:00
  • Day 10: 2024年12月19日(木)午前3:00
  • Day 11: 2024年12月20日(金)午前3:00
  • Day 12: 2024年12月21日(土)午前3:00

ライブ配信の視聴方法

OpenAIの公式ウェブサイトを訪問

ライブ配信はOpenAIの公式サイト(openai.com)を通じて行われます。特設ページが用意されており、イベント開始時間になるとライブストリームが自動的に表示されます。

OpenAI公式X(旧Twitter)アカウントをチェック

OpenAIの公式Xアカウント(@OpenAI)では、毎日の発表内容やリンクが投稿される予定です。最新情報を追うためにもフォローをおすすめします。

『12 Days of OpenAI』で期待される発表内容

『12 Days of OpenAI』で期待される発表内容

『12 Days of OpenAI』では、AI業界の未来を形作るような画期的な発表が連続で行われると期待されています。

OpenAIはこれまで、AI技術の進化を牽引してきた企業として、多くの注目を集めており、今回のイベントでも幅広いユーザー層にインパクトを与える内容が予想されています。

過去のイベントを参考にした予測

これまでのOpenAIの発表では、技術革新をアピールすると同時に、ユーザーのニーズに応える新機能が発表されてきました。例えば、ChatGPTやGPT-4のリリースでは、AI技術が実用性と精度の両方で大きく進化していることを示しました。

今回の『12 Days of OpenAI』についても、サム・アルトマンCEOは「大小さまざまな新しい発表がある」と述べており、規模の異なる発表がバランスよく行われると見られます。このため、以下のようなカテゴリの発表が期待されています。

  • 新しいAIモデルのリリース
    これまでに進行中とされていた「GPT-5」や「o1」の正式版など、高性能な推論モデルが注目されています。
  • 既存機能の改良や追加
    ChatGPTの利便性をさらに高める機能の改善や新モードの導入。
  • 特定の産業向けのソリューション
    教育、ヘルスケア、エンタープライズ向けのAIツールの展開。

これまでのOpenAIのイベントでは、こうした方向性に基づく発表が行われてきたため、今回も同様の傾向が予想されます。

動画生成AI『Sora』や次世代モデルの噂

特に注目されているのは、動画生成AI『Sora』と次世代モデルに関する噂です。

動画生成AI『Sora』

複数のメディアで報じられている『Sora』は、OpenAIが開発中とされる動画生成に特化したAIツールです。The Vergeによれば、今回の12日間の発表の中で、このツールの一般公開や進捗状況が明らかにされる可能性があります。

『Sora』は、画像生成を超えて動画の生成や編集をAIで行える新しい可能性を提供すると考えられています。これにより、映画制作、マーケティング、教育コンテンツの作成など、幅広い分野での応用が期待されています。

動画生成AI「Sora」についてはこちらの記事に詳しく解説しています。

次世代モデル『GPT-5』

OpenAIは、現在のGPT-4の成功を土台に、次世代モデルである『GPT-5』を開発していると噂されています。公式には発表されていないものの、業界では「12日間のどこかでGPT-5が発表されるのではないか」との見方が強まっています。

GPT-5が実現すれば、さらなる精度の向上、より広範なデータセットの活用、高速な応答性能などが期待され、特にエンタープライズ分野での利用が加速する可能性があります。

次世代モデル「GPT-5」についてはこちらの記事に詳しく解説しています。

『12 Days of OpenAI』では、こうした噂が現実になるのか、そしてそれがどのようなインパクトをもたらすのかが注目されています。このイベントを通じて、AIの未来を見据える新たな技術やサービスが明らかになることに期待が高まっています。

【2024/12/6追記】「ChatGPT Pro」が『12日間連続リリース』の第1弾として発表!月額200ドルの新プランの全貌

Introducing ChatGPT Pro | OpenAI
(出典:Introducing ChatGPT Pro | OpenAI

OpenAIの『12日間連続リリース』がついに幕を開け、その初日に発表されたのは、AI業界を驚かせる新プラン「ChatGPT Pro」でした。この月額200ドルの最上位サブスクリプションプランは、プロフェッショナル向けに設計された、これまでにない革新的なサービスです。

「ChatGPT Pro」では、最新モデル「o1 pro mode」を中心に、OpenAIが誇る最先端モデル「o1正式版」、軽量版「o1-mini」、そして「GPT-4o」を無制限に利用することができます。特に「o1 pro mode」は複雑な課題を解決するために設計され、研究者やエンジニア、プログラマーにとって強力なツールとなっています。

「ChatGPT Pro」の主な特徴

  • 月額200ドルの最上位プラン:AIを活用するプロフェッショナルに向けて設計された、OpenAIの最も充実したサブスクリプションプランです。
  • 最新モデル「o1 Pro Mode」:高い推論能力と生産性を兼ね備えた最先端モデル。「o1 Pro Mode」は複雑な課題や専門的な分析に最適で、研究者、エンジニア、プログラマーなど幅広い専門職に向けた強力なツールです。
  • 「o1正式版」と軽量版「o1-mini」:高性能な「o1」シリーズの正式版と、その軽量版である「o1-mini」が利用可能。利用シーンに応じて最適なモデルを選べる柔軟性を提供します。
  • 進化した「GPT-4o」を無制限で利用可能:従来のGPT-4モデルをさらに改良した「GPT-4o」を、制限なく利用可能。「GPT-4o」は、日常のタスクから専門的な業務まで幅広く対応できる性能を持ち、業務効率の向上に貢献します。
  • 「o1」シリーズの全モデルも無制限利用:すべての「o1」モデルを制限なく利用でき、多様なニーズに応じた柔軟な活用が可能です。

「ChatGPT Pro」の登場により、AIを活用するプロフェッショナルにとって革新の扉が開かれ、OpenAIが次世代モデルで切り拓く未来への期待が一層高まっています。

『12 Days of OpenAI』の1日目の動画はこちら

新プランOpenAI「ChatGPT Pro」や最新AIモデル「o1 pro mode」の詳細や利用方法、他プランとの違いについてはこちらの記事に詳しく解説しています。

【2024/12/7追記】『12日間連続リリース』2日目は、強化学習型ファインチューニング技術を発表

OpenAIは12月6日(米国時間)『12日間連続リリース』の2日目に、新たな強化学習ファインチューニングプログラム(Reinforcement Fine-Tuning Research Program、RFT)を発表しました。

このプログラムは、特定分野のタスクに最適化されたエキスパートモデルを構築するための新しいアプローチを提供します。

強化学習型ファインチューニングとは?

Reinforcement Fine-Tuning Research Program | OpenAI
(出典:Reinforcement Fine-Tuning Research Program | OpenAI

RFTは、数十から数千の高品質なタスクを利用してモデルをカスタマイズする技術です。

提供された参照回答を基にモデルの応答を評価し、類似の問題に対する推論方法を強化することで、特定の分野における精度向上を実現します。

この技術は特に次のような分野での活用が期待されています。

  • 法律: 高度な法務分析や文書レビュータスク
  • 保険: リスク評価や顧客データ分析
  • 医療: 症例データ解析や診断支援
  • 金融: 資産管理やマーケット予測
  • エンジニアリング: 設計プロセスの最適化やシミュレーション

このプログラムは「客観的に正しい」答えが求められるタスクに特化しており、多くの専門家が合意できる結果を提供する能力に優れています。

プログラム参加者に提供される内容

OpenAIは研究機関、大学、企業などの参加者を募集し、次の内容を提供します。

  • アルファ版RFT API: 実験的なモデルカスタマイズを可能にするツール。
  • フィードバックの機会: APIの一般公開前に改善提案を行う機会。
  • トレーニングインフラの利用: 専門的なAIモデルの構築と検証が可能。

RFT APIは2025年初頭に一般公開を予定しており、それに先立ちアルファ版のテストを通じて技術の改良を図ります。

RFTの実用例と期待される成果

法律分野では、トムソン・ロイターがRFTを活用して高度な法務アシスタントAIを開発。医療分野では、バークレー研究所のチームが希少遺伝病の診断支援モデルを構築しています。

これらの取り組みは、比較的小規模なデータセットでも高い精度を実現するRFTの可能性を示しています。

『12 Days of OpenAI』の2日目に発表されたRFTプログラムは、専門性の高い分野でのAI活用を次のレベルに引き上げる重要な技術です。APIの一般公開に先駆けて参加することで、業界や研究機関にとって新たな価値を生み出すことが可能になります。

興味を持つ研究機関や企業は、以下のOpenAI公式サイトから参加申し込みができます。

『12 Days of OpenAI』の2日目の動画はこちら

【2024/12/10追記】『12日間連続リリース』3日目は、動画生成AI「Sora」の一般公開を発表!

Sora | OpenAI | OpenAI
(出典:Sora | OpenAI | OpenAI

OpenAIは、『12日間連続リリース』の3日目に、待望の動画生成AI「Sora」の一般公開を発表しました。

「Sora」は、テキストプロンプトを入力するだけで短編動画を生成できる革新的なツールであり、新バージョン「Sora Turbo」のリリースも同時に行われました。

「Sora」の特徴

「Sora」は、シンプルな操作で高品質な動画を作成できる次世代ツールで、以下のような特徴を持っています。

  • 高解像度対応: 最大1080pで鮮明な動画生成が可能。
  • 生成速度の向上: 短時間で動画制作を実現。
  • 多機能編集: リミックス、リカット、ストーリーボードなどの強力な編集ツールを搭載。

「Sora」は、映画制作、マーケティング、教育など、多岐にわたる分野での活用が期待されています。プロフェッショナルユーザーだけでなく、クリエイティブな作業を始めたばかりの初心者にとっても魅力的なツールです。

動画生成AI「Sora」、新バージョン「Sora Turbo」についてはこちらの記事に詳しく解説しています。

『12 Days of OpenAI』の3日目の動画はこちら

【2024/12/11追記】『12日間連続リリース』4日目は、ChatGPTの「Canvas」機能を全ユーザーに開放!Python実行やGPTs対応も追加

OpenAIは『12日間連続リリース』の4日目に、従来ChatGPT Plus/Teamユーザー向けのベータ版として提供されていた「Canvas(キャンバス)」を全ユーザーに開放すると発表しました。

「Canvas(キャンバス)」は、これまでのチャット形式とは異なり、文章やコードを編集・確認できる「作業スペース」を提供します。

「Canvas(キャンバス)」は、テキストやコードを作成するだけでなく、ChatGPTとリアルタイムで共同作業ができる画期的なツールです。これにより、従来のチャット履歴に埋もれがちな内容を、視覚的に整理して効率よく作業を進めることが可能になります。

「Canvas(キャンバス)」の主な使い方

  • 文章作成と編集
    文章を下書きし、ChatGPTと一緒に修正やスタイル調整が可能。リアルタイムで編集できます。
  • Pythonコードの実行とデバッグ
    キャンバス内でコードを実行し、結果を確認。エラーが出た場合は、ChatGPTが原因を特定して修正案を提示します。
  • 共同作業の効率化
    カスタムGPTと連携し、専門的な作業や複雑なプロジェクトを効率よく進めることができます。

「Canvas(キャンバス)」を活用することで、ChatGPTが単なる会話型AIから、実用的な作業支援ツールへと進化していることを実感できます。

「Canvas(キャンバス)」についてはこちらの記事に詳しく解説しています。

『12 Days of OpenAI』の4日目の動画はこちら

【2024/12/12追記】『12日間連続リリース』5日目は、ChatGPTがApple製品と完全統合!iOS・macOSでさらなる進化

『12 Days of OpenAI』5日目に発表された「ChatGPT x Apple Intelligence」は、AppleのiOS、iPadOS、macOSとの完全統合により、AppleユーザーがChatGPTをさらに簡単に利用できるようになる画期的なアップデートです。

この発表により、日常生活や仕事の効率化が期待され、AppleユーザーにとってChatGPTがより身近な存在となりました。

「ChatGPT x Apple Intelligence」の主な機能

SiriとChatGPTの連携

Siriがタスクの複雑さを判断し、必要に応じてChatGPTに依頼を引き継ぎます。たとえば、「クリスマスパーティーを計画して」と話しかけるだけで、ゲストリストや音楽リストを自動生成。結果はそのままChatGPTアプリで編集可能です。

カメラ機能との連携

iPhone 16のカメラ制御ボタンを使い、撮影した画像や映像をChatGPTが解析可能に。デモではクリスマスセーターコンテストの審査が行われ、画像を元に「最も楽しいセーター」を評価する場面が話題になりました。

Apple Intelligenceとの書類作成機能

PDFや長文ドキュメントを要約したり、文章を視覚化する機能を搭載。デモでは、49ページのPDFを分析し、チャートにまとめるシーンが披露されました。

Apple製品でChatGPTを利用するには、「Apple Intelligence」を設定画面で有効化するだけ。ChatGPTのアカウントがなくても一部機能を利用できますが、アカウントを連携するとさらに便利です。

この発表は、日常生活やビジネスにおけるChatGPTの活用範囲を広げる重要なアップデートです。

Apple製品でChatGPTを利用する方法

「Apple Intelligence」を設定画面で有効化することで、Apple製品でChatGPTをシームレスに利用できます。

以下は、MacBookを例にした設定手順です。

  1. 設定アプリを開きます
    MacBookでは、Appleメニューから「システム設定」を選択してください。
  2. 「Apple IntelligenceとSiri」のメニューに移動します。
    この項目が表示されない場合は、macOSを最新バージョン(macOS Sequoia 15.2以降)にアップデートしてください。
  3. SiriやChatGPT拡張機能を有効化します。
    「Siri」スイッチをオンにした後、「ChatGPTリクエストを確認」オプションを有効にし、必要に応じてChatGPTアカウントにログインします。
「Apple IntelligenceとSiri」のメニュー:Apple製品でChatGPTを利用する方法

これにより、Siriを通じてChatGPTを活用したり、Apple製品に統合された最新機能を体験できます。たとえば、MacBook上のPDFを分析・要約したり、タスクを効率的に管理することが可能になります。

日本では利用できる?

現時点では「ChatGPT x Apple Intelligence」の利用は英語環境のみで対応しており、日本語環境での利用はまだ未対応です。

MacBookの設定画面にも記載されているように、「Macが日本語に設定されている場合はApple Intelligenceは使用できません」という注意が示されています。

「Apple IntelligenceとSiri」のメニュー:Macが日本語に設定されている場合はApple Intelligenceは使用できません

ただし、デバイスの言語設定を英語に変更することで、一部の機能を試すことが可能です。たとえば、Siriを英語設定で使用することで、タスク管理や書類作成機能の一部を体験できます。

Appleは、2025年以降に日本語を含む他言語への対応を予定しています。これにより、日本のユーザーもApple Intelligenceの機能をフルに活用できるようになると期待されています。

OpenAIとAppleの提携や「Apple Intelligence」についてはこちらの記事に詳しく解説しています。

『12 Days of OpenAI』の5日目の動画はこちら

【2024/12/13追記】『12日間連続リリース』6日目は、ChatGPTの高度な音声モードが進化!「リアルタイムビデオ」と「画面共有」が可能に

『12 Days of OpenAI』6日目の発表では、「ChatGPTのAdvanced Voice Mode(高度な音声モード)」がさらに強化され、リアルタイムビデオ機能と画面共有機能が追加されました。

この新機能により、音声だけでなくカメラや画面の情報を活用して、よりリアルで便利なコミュニケーションが可能になります。

「Advanced Voice Mode」の新機能

リアルタイムビデオ機能

Advanced Voice Mode リアルタイムビデオ機能

カメラを通じてChatGPTが状況を把握し、より適切なアドバイスを提供します。たとえば、デモでは以下のような例が紹介されました。

  • 作業サポート:コーヒーメーカーや豆、ケトルを映し、「コーヒーを淹れる手順を教えて」と質問すると、ChatGPTが映像を見ながらステップバイステップでガイド。
  • 人物認識:カメラでメンバーを撮影し、「トナカイの角を被っているのは誰?」と尋ねると、ChatGPTが「ミシェル」と回答。

画面共有機能

Advanced Voice Mode 画面共有機能

スマートフォンの画面をChatGPTと共有しながら会話が可能になりました。たとえば、メッセージアプリを共有して返信内容を相談したり、他のアプリを操作しながらアドバイスを受けることができます。

「サンタモード」の追加

Advanced Voice Mode 「サンタモード」の追加

Advanced Voice Modeに「サンタの声」が加わり、期間限定で会話を楽しめます。ユーザーが「サンタクロースの好きなクリスマスの伝統は?」と質問すると、「靴下を暖炉のそばに吊るすことだよ」と答えるなど、親しみやすい体験を提供します。

「リアルタイムビデオ」と「画面共有」機能は、いつから使える?対応デバイスは?

  • 利用可能なプラン:ChatGPT Plus、Pro、Teamプランのユーザーが利用可能です。EnterpriseおよびEduプランのユーザーには、2025年初頭から利用が可能になる予定です。
  • 利用開始:本機能は現在順次展開中で、対象ユーザーにはアプリ内で通知が届きます。
  • 対応環境:iOSおよびAndroidのモバイルアプリで利用可能。デスクトップでも順次対応予定です。
  • 注意点:現時点では機能が英語対応のみで、日本語での利用はまだ未対応です。

ChatGPTのAdvanced Voice Mode(高度な音声モード)」の進化の発表は、ChatGPTが単なるテキストベースの対話を超え、映像や音声を活用した新たなコミュニケーション体験を提供する大きな一歩となります。ぜひ最新の機能を試してみてください!

『12 Days of OpenAI』の6日目の動画はこちら

「Advanced Voice Mode(高度な音声モード)」と新機能「リアルタイムビデオ」と「画面共有」についてはこちらの記事に詳しく解説しています。

【2024/12/14追記】『12日間連続リリース』7日目は、ChatGPT新機能「プロジェクト」発表!作業効率を劇的に向上させる管理ツール

OpenAIが『12日間連続リリース』の第7弾として発表した新機能「プロジェクト(Projects)」は、これまでのChatGPTの使い方を一新する革新的なツールです。

膨大なチャットや関連情報を整理し、複雑なタスクを効率的に進められるこの新機能「プロジェクト(Projects)」は、ビジネスや個人プロジェクトの管理に大きな進化をもたらします。特に、関連ファイルの活用やカスタム指示の設定が可能な点が注目されています。

ChatGPT「プロジェクト(Projects)」機能とは?

ChatGPT「プロジェクト」は、チャットや関連ファイル、カスタム指示を1つのプロジェクトとしてまとめて管理できる新機能です。これにより、特定のトピックや目的に沿った効率的な作業が可能になります。

「プロジェクト」機能の主な特徴

  • チャット整理とフォルダー管理
    チャットをプロジェクトごとにフォルダー分けし、関連する会話を効率的に整理できます。例えば、仕事用と個人用のチャットを分けて管理でき、必要な情報に即座にアクセス可能です。過去のチャットも簡単に検索・統合できます。
  • ファイルのアップロードと活用
    PDFやExcelなどの関連ファイルをプロジェクトにアップロードし、それをもとにChatGPTが適切な回答やアドバイスを提供します。例えば、製品マニュアルや参加者リストを活用し、プロジェクトの進行を効率化できます。
  • カスタム指示の設定
    プロジェクトごとに特定の指示を設定可能。これにより、会話のトーンやスタイルをプロジェクトの目的に合わせて最適化できます。例えば、営業メール作成やイベント企画において、トーンを柔らかめやフォーマルに設定できます。
  • Canvas機能の統合
    ChatGPTのCanvas機能と連携し、プロジェクト内でのプロンプトや出力を効率的に確認・修正できます。生成されたテキストやコードをリアルタイムで修正でき、より正確で洗練されたアウトプットを得られます。

「Canvas」についてはこちらの記事に詳しく解説しています。

ChatGPT「プロジェクト」機能の特徴を踏まえると、このツールがどのように活用されるのかが気になるところです。

実際にどのようなシチュエーションで効果を発揮するのか、OpenAIが公開したデモンストレーションをもとにいくつかの具体例を紹介します。

具体例:「プロジェクト」活用の可能性

OpenAIのデモンストレーションでは、以下のような実例が紹介されました。

ホリデーイベントの管理

「Projects in ChatGPT」ホリデーイベントの管理
  • 「Secret Santa」の企画で、参加者情報をスプレッドシートから読み込み、ランダムなギフト割り当てを生成。
  • ウェブ検索機能を使ってギフト候補を提案し、プロジェクト内で詳細を管理。

家庭メンテナンスの追跡

「Projects in ChatGPT」家庭メンテナンスの追跡
  • 家庭でのメンテナンスタスク(例: 冷蔵庫の水フィルター交換)の計画と管理をサポート。
  • ログやドキュメントを活用し、タイミングや手順をChatGPTで効率的に確認。

ウェブサイトのカスタマイズ

「Projects in ChatGPT」ウェブサイトのカスタマイズ

個人用ウェブサイトテンプレートをプロジェクト内で編集。アップロードした情報を使い、簡単にカスタマイズ。

「プロジェクト(Projects)」機能は、いつから使える?今後の展開は?

  • 提供開始
    ChatGPT Plus、Pro、Teamプランのユーザー向けに即日展開。無料ユーザー、Enterprise、Eduプランには2025年初頭に提供予定。
  • 対応地域
    現時点で米国を含む主要地域で利用可能。その他の地域にも順次展開予定。

『12 Days of OpenAI』の7日目の動画はこちら

新機能「プロジェクト(Projects)」についてはこちらの記事に詳しく解説しています。

【2024/12/17追記】『12日間連続リリース』8日目は、「ChatGPT Search」機能を無料公開!音声検索やマップ連携でさらに進化!

OpenAIは『12日間連続リリース』の8日目として、これまで有料限定だった検索機能「ChatGPT Search」を無料ユーザーにも公開しました。

さらに、「音声検索対応」や「モバイルマップ連携」といった新機能も追加され、Web情報へのアクセスが大幅に強化されています。

「ChatGPT Search」とは?

「ChatGPT Search」は、Web検索とChatGPTの高度なAI技術を組み合わせた検索機能です。従来のChatGPTが持つ知識に加え、インターネット上の最新情報を取得し、質問に対してリアルタイムで回答を提供します。旅行先の天気、最新ニュース、飲食店の情報など、必要な情報を自然な会話形式で簡単に得られる点が大きな特徴です。

「ChatGPT Search」についてはこちらの記事に詳しく解説しています。

「ChatGPT Search」は、無料ユーザーへの提供開始により、さらに多くの人がWeb情報を手軽に活用できるようになりました。従来のAI技術とリアルタイム検索を組み合わせることで、情報収集が効率的かつ直感的に進化しています。

今回の新機能追加により、音声検索や地図連携といった実用的な機能が加わり、日常のタスクや調べ物が一層便利になります。ChatGPTを通じて、会話形式で必要な情報に素早くアクセスできるため、使い方も非常にシンプルです。

無料ユーザー解放と新機能追加で進化する「ChatGPT Search」

ChatGPT「Search」機能を無料公開
  1. 無料ユーザーへの提供開始
    これまで有料プラン(Plus/Pro/Team)限定だった「ChatGPT Search」が、無料ユーザーにも利用可能となりました。アカウントにログインすれば、デスクトップおよびモバイルアプリで使用できます。
  2. 新機能の追加
    検索体験がさらに進化し、以下の新機能が追加されました。
    • 音声検索の対応:高度な音声モードでWeb検索が可能に。会話形式で自然に情報を取得できます。
    • モバイルマップ連携:検索結果から地図情報を確認可能。iOSではApple Maps、AndroidではGoogle Mapsと統合し、飲食店や場所の詳細情報も表示。
    • 検索結果の高速化:必要なWebリンクが優先表示され、目的地への素早いナビゲーションを実現。
  3. シンプルな使い方
    地球儀アイコンをクリックすることで、Web検索を有効化。検索結果には出典がラベル付きで表示され、信頼性の高い情報源を確認できます。

今回の無料開放は、リアルタイム情報へのアクセスを民主化する大きな一歩です。

音声検索やマップ機能の強化により、日常生活から旅行計画、ビジネス活用まで、あらゆる場面でChatGPTの利便性が向上しましたね。

『12 Days of OpenAI』の8日目の動画はこちら

【2024/12/18追記】『12日間連続リリース』9日目は、「OpenAI o1」のAPI公開と開発者向け新機能発表!

OpenAIは『12日間連続リリース』の9日目として、最新のAIモデル「OpenAI o1」のAPI公開や開発者向けの新機能を発表しました。

開発者にとって待望のアップデートが多数含まれています。

「OpenAI o1」とは?

「OpenAI o1」は、複雑なタスクを高精度で処理する高度な推論モデルです。関数呼び出しや構造化出力、画像推論といった機能を備え、リアルタイムなデータ連携や多様な情報処理を可能にします。カスタマーサポートの自動化、データ分析、画像を活用した問題解決など、幅広い用途での活用が期待される次世代AIモデルです。

「OpenAI o1」についてはこちらの記事に詳しく解説しています。

「OpenAI o1」のAPIがついに公開!

「OpenAI o1」は、複雑なタスクを高精度で処理するAIモデルで、APIが公開されました。

新たに以下の機能が追加され、AIアプリ開発がさらに効率化されます。

開発者向けの主な新機能

  • 関数呼び出し:外部APIやデータと連携し、リアルタイムで最適な回答を生成。
  • 画像推論:写真や図の内容を理解して回答。製造業や教育分野での活用が期待されます。
  • 開発者メッセージ:「会話のトーン」や「スタイル」などの指示が可能で、自然な対話を実現。

これにより、カスタマーサポートの自動化や複雑なデータ分析など、さまざまな分野でのアプリ開発が加速します。

APIのドキュメントや詳細な機能については、以下のOpenAI公式サイトを確認してください。

リアルタイムAPIが大進化!WebRTC統合で音声アプリが手軽に

リアルタイム音声API(Realtime API)が大幅にアップデートされ、WebRTC対応が発表されました。これにより、リアルタイム音声アプリの開発がぐっと簡単になります。

主なアップデート内容

  1. WebRTC統合
    ブラウザやスマホ、IoTデバイスでの音声通話が簡単に実装可能に。複雑なコードは不要です。
  2. 大幅なコスト削減
    「GPT-4o」の音声API価格が60%値下げされ、さらに小型モデル「GPT-4o mini」も追加。低コストで高品質な音声アプリが実現します。

WebRTCの一例

async function createRealtimeSession(localStream, remoteAudioEl, token) {
    const pc = new RTCPeerConnection();
    pc.ontrack = e => remoteAudioEl.srcObject = e.streams[0];
    pc.addTrack(localStream.getTracks()[0]);
    const offer = await pc.createOffer();
    await pc.setLocalDescription(offer);
    const resp = await fetch('https://api.openai.com/v1/realtime', {
        method: 'POST',
        body: offer.sdp,
        headers: { Authorization: `Bearer ${token}`, 'Content-Type': 'application/sdp' }
    });
    await pc.setRemoteDescription({ type: 'answer', sdp: await resp.text() });
    return pc;
}

これだけのコードでリアルタイム音声機能をアプリに組み込めるため、初心者でもすぐに使い始められます。

「GPT-4o」についてはこちらの記事に詳しく解説しています。

「GPT-4o mini」についてはこちらの記事に詳しく解説しています。

モデルカスタマイズが簡単に!Preference Fine-Tuning登場

新たなカスタマイズ方法「Preference Fine-Tuning」も発表されました。この手法では、AIに「好ましい回答」と「そうでない回答」を学習させることで、理想的な応答を生成しやすくします。

活用例

  • カスタマーサポート:自然で正確な対応をAIに学習させる。
  • クリエイティブライティング:トーンやスタイルを企業の要望に合わせて調整。

「Go」と「Java」向けの公式SDKもリリース!

新たに「Go」と「Java」用の公式ライブラリがベータ版として公開され、さらに多くの開発者がOpenAIのAPIを利用しやすくなりました。PythonやNode.jsを使わない開発者にも朗報です!

「OpenAI o1」のAPI公開やリアルタイムAPIの進化は、AIアプリ開発をより手軽に、効率的にする重要なアップデートです。特にWebRTC対応やコスト削減は、音声アプリを作りたい初心者にとって大きなチャンスです。

今後も「12日間連続リリース」で、さらなるAI技術の発表が期待されます。次世代AIモデルや新ツールの登場に引き続き注目しましょう!

『12 Days of OpenAI』の9日目の動画はこちら

【2024/12/19追記】『12日間連続リリース』10日目は、「電話でChatGPT」と「WhatsApp対応」の発表!

OpenAIは、『12日間連続リリース』の10日目として、新たにChatGPTを電話やWhatsAppを介して利用できるサービスを発表しました。この新機能により、スマートフォンだけでなく、固定電話やガラケーからもChatGPTが利用可能となり、AIの利便性がさらに広がりました。

電話でChatGPTにアクセス

今回の発表で、「1-800-ChatGPT」(1-800-242-8478) に電話することで、ChatGPTと会話できるようになりました。このサービスは米国およびカナダで利用可能で、月15分間は無料で通話できます。

主な特徴

  • 簡単にアクセス可能:スマートフォンだけでなく、フィーチャーフォン(ガラケー)や固定電話からでも利用可能。
  • 音声対応:ChatGPTが音声で質問に回答したり、翻訳を行ったりします。
  • 幅広い利用例
    • 旅行中に観光地情報を問い合わせ
    • 簡単な翻訳(例:英語からスペイン語)

実際の利用例

例えば、旅行中に「サンフランシスコの280号線沿いにあるカラフルなドーム型の建物は何か?」と質問すると、ChatGPTは「フリントストーンハウス」と回答。建物の特徴や設計ルールについて詳しく説明することも可能です。

「WhatsApp」でのChatGPT利用

さらに、WhatsApp を介してChatGPTとテキストチャットができる機能も提供されました。これにより、米国外からもWhatsAppを使ってChatGPTにアクセスできます。

主な特徴

  • 簡単な設定:1-800-242-8478をWhatsAppの連絡先として登録するだけで利用可能。
  • 即時応答:質問を送信すると、すぐにChatGPTからテキストで回答が届きます。
  • 例:レシピ提案
    • 質問:「ペストソースのパスタを作りたいのですが、レシピを教えてください」
    • 回答:必要な材料(バジルや松の実など)や手順を具体的に案内。
    • ベジタリアンやヴィーガンへのアレンジも柔軟に対応。

制限と注意事項

制限と注意事項

  • 電話は月15分間まで無料。
  • WhatsAppには1日の利用制限があり、上限に近づくと通知が送られます。

アカウント不要

  • 電話やWhatsAppでの利用にはアカウントは必要ありません。
  • より多くの機能(検索機能や画像チャットなど)を使いたい場合は、ChatGPTアカウントを作成する必要があります。

この新機能は、OpenAIの「AIをより多くの人々に accessible(アクセス可能)にする」というミッションの一環として開発されました。プロジェクトは、社内ハックウィークで誕生したもので、数週間で実用化されました。

OpenAIの製品責任者であるケヴィン・ワイル氏は、「この発表はChatGPTをさらに身近なものにするための一歩です。今後もさらなるアクセス手段を開発していきます」と述べています。

『12 Days of OpenAI』の10日目の動画はこちら

【2024/12/20追記】『12日間連続リリース』11日目は、Mac版ChatGPTアプリが「Apple メモ」や「Notion」連携と音声モードを強化!

OpenAIは、『12日間連続リリース』の11日目として、MacOS用ChatGPTデスクトップアプリの大幅な機能強化を発表しました。このアップデートにより、作業効率が向上し、さまざまなアプリとの連携が可能となりました。

MacOS用ChatGPTデスクトップアプリの新機能

1. 複数アプリとの連携強化

以下のアプリが新たにサポートされ、コピーペーストなしでシームレスに連携できるようになりました。

  • Apple Notes(メモ)
  • Notion
  • Quip
  • Warp

これにより、ノート作成やコード編集、データの整理がスムーズに行えます。

2. 「Talk with apps」機能の追加

高度な音声モードを活用した「Talk with apps」により、音声操作で以下のタスクが可能になりました。

  • ライブデバッグ
  • ドキュメント編集や確認
  • スピーチ原稿へのフィードバック

これにより、手を使わずに効率的にタスクを進められます。

3. 会話履歴の検索

アプリ内の検索バーを使用して、キーワードやフレーズで過去の会話履歴を検索可能になりました。
これにより、必要な情報を迅速に見つけられます。

4. バグ修正とUI改善

  • ネイティブサポートの追加により、ウィンドウツールバーのカスタマイズが可能に。
  • コードブロックに「コピー」ボタンを常設。
  • サイドバーの切り替え用ショートカットが復活。
  • その他、UIの重なりやクリック不可エラーなど、多くのバグを修正。
macOS App - Release Notes | OpenAI Help Center
(出典:macOS App – Release Notes | OpenAI Help Center

デモで紹介された機能

OpenAIは公式YouTubeでのデモを通じて、以下の活用例を紹介しました。

1. コーディングの支援

XcodeやWarpなどの開発ツールと連携し、ChatGPTがコード解析やデバッグを補助。例えば、リポジトリのコミット数を計算したり、視覚的なバーグラフを生成する作業が簡単に行えます。

2. ドキュメント作成の支援

Notionと連携して、歴史ツアーの原稿を作成。ChatGPTがウェブ検索で得た情報を引用しながら、文書のスタイルに合わせて最適な文章を生成しました。

3. 音声モードを活用した作業

音声モードを使ってスピーチ原稿やセットリストの改善を提案。手を使わず、スムーズにアイデアを得られる環境を提供。

この新機能はすでにMacOS向けアプリで利用可能となり、Windows版でも近日中に対応予定です。OpenAIは、引き続きChatGPTのデスクトップアプリを進化させ、ユーザーの作業をサポートする意向を示しています。

『12 Days of OpenAI』の11日目の動画はこちら

Mac版ChatGPTアプリの新機能「外部アプリ連携」についてはこちらの記事に詳しく解説しています。

【2024/12/21追記】『12日間連続リリース』12日目は、OpenAIが最新モデル「o3」と「o3-mini」を発表!

OpenAIは、12日間にわたり開催された『12 Days of OpenAI』の最終日に、最新のAIモデル「OpenAI o3」およびその軽量版「OpenAI o3-mini」を発表しました。「o3」は、従来の「o1」モデルを大きく上回る推論能力を備え、AGI(汎用人工知能)の実現に近づくための重要な進展とされています。

「OpenAI o3」とは?

  • 高性能な推論モデル
    o3は、複雑な問題解決能力を持つ「o」シリーズの最新モデルです。数学、コーディング、科学的知識の分野で優れたパフォーマンスを発揮し、特に数学のベンチマーク「American Invitational Mathematics Examination」(AIME 2024)では、96.7%というほぼ満点のスコアを記録しました(前モデルのo1は83.3%)。
  • 「o2」ではなく「o3」と命名
    名称が「o2」ではなく「o3」となった理由について、OpenAIは、英国の通信キャリア「O2」との名称重複を避けるためだと説明しています。

「OpenAI o3」の特徴的な新機能

  1. 数学的推論の進化
    AGIの達成を測る「ARC-AGI」ベンチマークでは、AIとして初めて人間の平均スコア(85%)を超え、最大87.5%のスコアを達成しました。これにより、未知の状況での適応力や新しい問題への対応能力が大幅に向上しています。
  2. 軽量版「o3-mini」の登場
    「o3-mini」は、「o3」の優れた推論能力を維持しながら、計算コストを抑えたモデルです。より迅速な応答時間を提供し、APIを活用した柔軟な設定が可能となっています。o3-miniの一般公開は2025年1月下旬を予定しています。
  3. 安全性を重視した設計
    新しい「Deliberative Alignment(熟考型アライメント)」手法を採用し、AIが回答前に安全仕様を熟考するようにトレーニングされています。これにより、不適切な回答の防止や、ユーザーからの悪意あるプロンプトへの対応が強化されています。

AGIに向けた大きな進展

「OpenAI o3」は、OpenAIの5段階ロードマップにおける重要なステップであり、「エージェント能力の獲得」に向けた移行を加速させるモデルです。ほとんどのタスクで人間を上回る性能を備え、AGIの実現がますます現実味を帯びてきています。

OpenAIのサム・アルトマンCEOは、「o3は次世代AIの可能性を示すモデルであり、安全性と性能のバランスを取ることで、ユーザーにとって最適なAI体験を提供する」と語っています。

最新モデル「OpenAI o3」は、AI技術の進化と安全性の両立を目指す新たな一歩を象徴しています。「o3-mini」の公開が予定されている2025年1月以降、AIの利用がどのように変化していくのか、引き続き注目が集まります。

『12 Days of OpenAI』の12日目の動画はこちら

「OpenAI o3」と「o3-mini」についてはこちらの記事に詳しく解説しています。

【2024/12/21更新】『12 Days of OpenAI』発表内容のまとめ

以下に、これまでの『12 Days of OpenAI』の発表内容を振り返りつつ、12日間の全体像を一目で把握できるよう表で整理しました。

『12 Days of OpenAI』発表内容一覧

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日付(現地時間)発表内容詳細
Day1 (12/5)「ChatGPT Pro」&「OpenAI o1」リリース月額200ドルの新プラン「ChatGPT Pro」と最新モデル「o1」の正式発表。高度な推論能力と生産性向上を提供。
Day2 (12/6)強化学習型ファインチューニングプログラム(RFT)の発表専門性の高いタスクに特化したモデルカスタマイズ技術。法律、医療、金融分野などでの活用が期待される。
Day3 (12/9)動画生成AI「Sora」一般公開テキスト入力から短編動画を生成できる革新的なツール「Sora」がついに一般公開。新バージョン「Sora Turbo」もリリース。生成速度と解像度が向上。
Day4 (12/10)「Canvas」機能の正式リリースChatGPTと共同作業が可能な「Canvas」が全ユーザーに解放。文章作成、Pythonコード実行、カスタムGPTの統合機能を提供し、生産性を向上。
Day5 (12/11)「ChatGPT」と「Apple Intelligence」の完全統合ChatGPTがAppleのiOS、iPadOS、macOSに統合。Siri連携やカメラ機能、ドキュメント分析が可能になり、Apple製品での利用がさらに便利に。
Day6 (12/12)「Advanced Voice Mode」に「リアルタイムビデオ機能」と「画面共有機能」を追加ChatGPTの高度な音声モードが進化し、「リアルタイムビデオ」と「画面共有」に対応。カメラを活用したタスク支援や、期間限定「サンタモード」でホリデーシーズンを楽しむ新たな体験を提供。
Day7 (12/13)ChatGPT「プロジェクト(Projects)」機能の発表チャットをプロジェクトごとに整理し、ファイル活用やカスタム指示設定で効率化。「Canvas」機能とも連携し、スムーズな編集が可能。
Day8 (12/16)「ChatGPT Search」の無料開放と新機能追加検索機能「ChatGPT Search」が無料ユーザーにも提供開始。音声検索やモバイルマップ連携を追加し、リアルタイム情報へのアクセスがさらに強化された。
Day9 (12/17)「OpenAI o1」API公開と新機能発表推論モデル「OpenAI o1」がAPIで利用可能に。関数呼び出しや画像処理に対応し、開発効率が向上。リアルタイムAPIのWebRTC対応やコスト削減、モデルカスタマイズ機能「Preference Fine-Tuning」、GoとJavaの公式SDKも発表。
Day10 (12/18)ChatGPTが電話と「WhatsApp」に対応ChatGPTが「1-800-ChatGPT」(1-800-242-8478)で電話通話可能に。米国とカナダでは固定電話やガラケーからも利用可能で、月15分間無料。「WhatsApp」でもテキストチャットが利用可能になる。
Day11 (12/19)MacOS版ChatGPTアプリが「Apple メモ」や「Notion」連携、音声モード強化を発表Apple Notes(メモ)、Notion、Quip、Warpなどのアプリとの連携を追加。高度な音声モードを活用した「Talk with apps」機能により、アプリ操作がより効率化。会話履歴検索機能やUI改善、バグ修正で使い勝手が向上。
Day12 (12/20)「OpenAI o3」と「o3-mini」を発表推論モデル「o3」と軽量版「o3-mini」を発表。数学、コーディング、科学分野で高い性能を発揮し、AGI実現に向けた重要な進展を示すモデル。「o3」は人間の平均を超えるスコアを記録し、「o3-mini」はコスト効率を重視したモデルとして2025年1月末に一般公開予定。

この『12 Days of OpenAI』では、SoraやGPT-5といった次世代AIモデルの噂もささやかれており、今後の発表内容にもますます期待が高まりますね。

イベントが進むにつれて、新しい情報を随時追記し、最新のAI技術やその可能性をわかりやすくお届けします。今後のアップデートをお見逃しなく!

まとめ

OpenAI『12日間連続リリース』を告知!SoraやGPT-5など次世代AIモデルを含む注目イベントを徹底解説

OpenAIが開始した『12 Days of OpenAI』は、AI業界にとって非常に重要なイベントです。この12日間で、新しい技術やサービスが次々と発表されることで、AIの未来が大きく動き出すことが期待されています。

記事では、このイベントの背景や視聴方法、過去の発表を踏まえた予測などを解説しました。特に注目すべきは、クリスマスシーズンを意識したイベント形式と、ユーザーや開発者に新たな価値を提供しようとするOpenAIの戦略です。

最新のAI技術や次世代モデルが、どのように私たちの生活や仕事に影響を与えるのか。この記事を通じて、その一端を感じていただけたのではないでしょうか。

『12 Days of OpenAI』は、単なる発表の場ではなく、AIがもたらす可能性を体験する貴重な機会です。この進化の波に乗り、未来を切り拓くための第一歩を踏み出しましょう!


最後に、『12 Days of OpenAI』の重要なポイントをまとめます。

「12 Days of OpenAI」の重要なポイント

  • OpenAIの新イベント概要:『12 Days of OpenAI』は、12月5日から20日(現地時間)までの平日に連続して行われる発表イベントです。
  • サム・アルトマンCEOのコメント:イベントには大小さまざまな発表が含まれ、AIの未来を体験する場となることが予告されています。
  • 視聴方法:イベントは米国時間午前10時(日本時間翌日午前3時)からライブ配信され、公式サイトやX(旧Twitter)で案内されます。
  • 期待される内容:過去の発表を踏まえ、次世代モデルや新しいAIツールが明らかになる可能性があります。
  • AI技術のインパクト:AIの進化が、日常生活やビジネスの在り方を大きく変えるきっかけになることが期待されています。

12日間の発表でAI技術がどのように進化していくのか、一緒にその変化を見届けていきましょう!

未来はすぐそこにあります。

これまでに紹介したChatGPT 新機能の一覧

ChatGPTは日々進化しており、新機能が頻繁に追加されています。

これらの新機能は、ユーザーの使いやすさを向上させるため、またより多様な用途でChatGPTを活用できるように設計されています。

これまでに紹介した新機能は、定期的に更新される「ChatGPT 新機能の一覧(カテゴリページ)」にて詳しく解説しています。

新機能を効果的に活用することで、ChatGPTの可能性をさらに広げることができます。

新機能のアップデート情報は、当ブログで随時お知らせしていますので、最新の情報をチェックして、ChatGPTの魅力を最大限に活用しましょう!

最後までお読みいただきありがとうございました!

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