ChatGPTのプラグインは便利な拡張機能でしたが、2024年4月9日に提供が終了しました。
本記事では、【Now】プラグインの使い方を解説していますが、今後の利用には、より進化したChatGPTのGPTs(カスタムGPT)をお勧めします。
ChatGPTの発展を理解し、【Now】プラグインの詳細を知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
世界がどんどん変わっていく中で、最新のトレンドについていくのは大変ですよね。
Googleで検索したり、Twitterで話題をチェックしたり…
でも、もっと簡単にトレンドを知れたらいいのに、と思いませんか?
そこで今回は、おすすめのChatGPTのプラグイン「Now」を紹介します。
「Now」プラグインとは、一言でいうと世界中の「Googleトレンド」と日本の「Twitterの話題」を、リアルタイムで検索する機能を追加するツールです。
この記事では、「Now」プラグインの使い方を初心者でも簡単に理解できるように解説します。
この記事を読むことで、以下のメリットがあります。
- 「Now」プラグインの基本的な使い方や活用方法を理解できる
- 最新の世界のトレンド情報を、リアルタイムで手軽にキャッチできるようになる
- Twitterで特定のキーワードに関するツイートを簡単に探す方法を習得できる
これから紹介する「Now」プラグインは、情報収集の新たな道具となり、あなたの知識を広げる手助けをします。
さあ、一緒に学んでいきましょう!
ChatGPTのプラグインとは?
OpenAIが、ChatGPTの新機能として「プラグイン(Plugins)」のβ版を2023年5月12日から提供を開始しました。
「プラグイン(Plugins)」とは、あなたのChatGPTをより強力で多機能にカスタマイズするための追加ツールのことです。ChatGPT Plusユーザーであれば誰でも使用可能です。
なお、「プラグインってなに?」や「ChatGPTのプラグインとは?」など疑問に思っている方のために、「プラグインの基本」や「プラグインの一覧」についてはこちらの記事に詳しく解説しています。
プラグインを初歩から知りたいという方の参考になれば嬉しいです。
「Now」とは?開発元、開発目的は?
「Now」プラグインは、Tetsuro Tayama氏によって開発されたプラグインです。
「Now」のプラグインの主な目的は、GoogleとTwitterからのトレンドを追跡し、Twitterのキーワード検索でさらに深く探索することができる便利なツールを提供することです。
これにより、ユーザーは最新の情報を手に入れることができ、知識を広げる手助けとなります。
「Now」プラグインで何ができる?
ChatGPTの「Now」プラグインは、世界中の「Googleのトレンド」と日本の「Twitterの話題」を手軽にチェックできるツールです。
初めて使う人でも簡単です。
例えば、あなたがアメリカの最新の話題に興味があるとしましょう。そうしたら、「Now」プラグインを使って、アメリカのトレンドをサクッと調べることができます。
また、Twitterで特定のキーワードに関する日本のツイートを探したい場合も、このプラグインで簡単に検索できます。
「Now」プラグインの具体的な主の機能をまとめると、以下のとおりです。
「Now」プラグインの主な機能
- Googleトレンド検索:世界中のGoogleトレンドをチェックできます。国ごとのトレンドも見ることができるので、グローバルな視野を広げるのに役立ちます。
- Twitterトレンド検索:Twitterで話題になっているキーワードやツイートを検索できます。これにより、リアルタイムの話題をキャッチすることができます。
「Googleトレンド」とは?
「Now」プラグインは「Googleトレンド」から情報を取得してトレンドをチェックできますが、そもそも「Googleトレンド」とは?という人のために簡単に「Googleトレンド」を説明します。
Googleトレンドは、Googleが提供している「インターネット上での検索動向を調査するための便利なツール」です。これは、人々がGoogleで検索しているキーワードやフレーズの人気度をチェックするのに役立ちます。
Googleトレンドには、以下のような特徴があります。
Googleトレンドの特徴
- 検索人気の把握: Googleでのキーワード検索の人気度をチェックできます。
- 時間経過とともの変化: 特定のキーワードが時間と共にどのように変化しているかを追跡します。例:「暖房」の検索は冬に増える。
- 地域別データ: 特定の地域で何が話題になっているかを知ることができます。
- 競合分析: 自分のブランドと競合他社を比較して、どちらがより検索されているかを確認します。
- マーケティング戦略: 消費者の関心やニーズを理解し、効果的なマーケティング戦略を立てるのに役立ちます。
- 無料で利用可能: Googleトレンドは誰でも無料で利用できます。
- 使いやすい: キーワードを入力し、期間や地域を選択するだけで、データを手に入れることができます。
これらの情報は、ビジネスオーナーやマーケターにとって非常に価値があります。なぜなら、消費者の関心やニーズを理解することで、より効果的なマーケティング戦略を立てることができるからです。
Googleトレンドは誰でも無料で利用でき、使い方も簡単です。キーワードを入力し、期間や地域を選択するだけで、さまざまなデータを手に入れることができます。
これにより、世界中の検索トレンドを瞬時に把握することができます。
ChatGPTのプラグイン「Now」の使い方
それでは、ChatGPT(GPT-4)で「Now」プラグインを使ってみます。
まずは、「Now」プラグインをインストールします。
「Now」プラグインをインストール
Plugin storeから「Now」を検索します。
[install]ボタンをクリックしてインストールします。
「Now」が選択されていることを確認します。
「Now」プラグインの使い方を聞いてみる
初めてプラグイン「Now」を使うので、まずはChatGPTにプラグイン「Now」の使い方を下記のように聞いてみました。
プロンプト:
プラグイン「Now」の使い方をステップ形式で、初心者にわかりやすく教えてください。
するとChatGPTから、下記の回答が返ってきました。
基本的な使い方として、次のステップが回答されました。ChatGPTの返答をそのまま紹介します。
ステップ1: トレンドを取得する
「Now」プラグインを使用して、世界中のホットなトピックを取得することができます。Google Trendsから情報を取得することができます。
- 国コードを指定します(例: JP for Japan, US for United States)。デフォルトはUSです。
- 言語コードを指定します(例: ja for Japanese, en for English)。デフォルトはenです。
- カテゴリを指定してフィルタリングします(例: business, entertainment, health)。デフォルトはallです。
例:
Now.getGTrends({geo: "JP", hl: "ja", category: "technology"});
ステップ2: Twitterでキーワードを検索する
「Now」プラグインを使用して、日本のTwitterでキーワードを検索することができます。
- 検索クエリを指定します。複数の単語を組み合わせて検索することもできます(例: “term1 term2″でterm1とterm2の両方を含むツイートを検索)。
- “OR”を使用して、いずれかの用語を含むツイートを検索することができます(例: “term1 OR term2″)。
例:
Now.searchTweets({query: "東京オリンピック"});
ステップ3: 結果を確認する
上記のコマンドを使用して情報を取得した後、結果を確認します。結果はJSON形式で返されるため、必要な情報を抽出して表示することができます。
これらのステップを使用して、「Now」プラグインを活用してください。トレンドやTwitterのキーワード検索を通じて、最新の情報を手に入れることができます。
↑ChatGPTの返答はここまで↑
15歳でも出来る「Now」の簡単な使い方(実例あり)
上記のChatGPTから教えてもらったステップでは、コードを書いて利用する方法でした。
僕を含め普段コードを使用しない人のために、簡単な使い方を知りたいと感じました。
そこで、下記のプロンプトを送信。
プロンプト:
コードを使わない簡単な一般的な使い方を、例文をあげて15歳でも理解できるように教えてください
ChatGPTから下記の回答が返ってきました。
とても簡単な使い方を、例文とともに教えてくれました!
15歳でもできる「Now」プラグインの簡単な使い方は以下のとおりです。
ChatGPTの回答をそのまま紹介します。
15歳でもできる「Now」プラグインの簡単な使い方
- トレンドを知りたい国を選ぶ: まず、何が流行っているか知りたい国を選びます。例えば、「アメリカで何が話題?」とか「日本で今人気のテーマは?」という感じです。
- 興味のあるカテゴリを選ぶ: 次に、どんな話題に興味があるか考えます。例えば、音楽、スポーツ、テクノロジーなど。
- 「Now」プラグインでトレンドをチェック: 「Now」プラグインを開いて、ステップ1で選んだ国とステップ2で選んだカテゴリを入力します。すると、その国でそのカテゴリに関する流行りの話題が表示されます。
- Twitterで話題のキーワードを検索: もし、日本のTwitterで特定のキーワードに関するツイートを探したい場合は、「Now」プラグインでキーワードを入力して検索します。例えば、「夏休み」を入力すると、夏休みに関するツイートがたくさん表示されます。
つまり、「Now」プラグインには次のようにプロンプトを出せば良いということになります。
例:アメリカの音楽のトレンドを知りたい
- 「Now」プラグインを選択
- 「アメリカで何の音楽が話題?」
- 2のプロンプトをチャットに入力して送信
例:Twitterで夏休みを検索
- 「Now」プラグインを選択
- 「夏休み」
- 2のプロンプトをチャットに入力して送信
なんと、「プロンプト(命令文)」を書いて送信するだけ!簡単ですね!
「Now」プラグインを使ってみた!
それでは実際にChatGPTの「Now」プラグインを使ってみます。
アメリカの音楽のトレンドを聞いた結果は?
先ほど、ChatGPTが「Now」プラグインの使い方の例に挙げた、「アメリカの音楽のトレンド」を聞いてみます。
以下のプロンプト(命令文)を出してみました。
ChatGPTの回答は以下のとおり。
最新(記事が執筆された当日)の音楽に関連するニュース「人気ギタリストの訃報」を、タイトル、概要、およびリンクとともに教えてくれました。
この情報は、音楽業界やファンにとって非常に重要であり、多くの人がそのギタリストの貢献を偲び、彼の音楽を通じて彼を称えています。
アメリカの映画のトレンドを聞いた結果は?
次に、「Now」プラグインに「アメリカの映画のトレンド」を聞いてみます。
以下のプロンプト(命令文)を出してみました。
ChatGPTの回答は以下のとおり。
最新の映画に関連するニュース「インディージョーンズの新作」を、タイトルと概要、リンクとともに教えてくれました。
「インディージョーンズの新作」は、今日本でも話題ですね。
アメリカのテクノロジーのトレンドを聞いた結果は?
次に、「Now」プラグインに「アメリカのテクノロジーのトレンド」を聞いてみます。
以下のプロンプト(命令文)を出してみました。
ChatGPTの回答は以下のとおり。
最新のテクノロジーに関連するニュース「Insta360がリリースしたばかりのアクションカメラGO3」と「ChatGPTにボードゲームのルールを学習させた記事」を、タイトルと概要、リンクとともに教えてくれました。
「Now」プラグインが、初めて2つのニュースを教えてくれました。
1つ目の、Insta360の「GO3」は、たまたまYouTubeで見て知ってましたが、発表されたばかりでした。アクションカメラは、どんどん進化してますね。
2つ目の「ChatGPTにボードゲームのルールを学習させた記事」は、日本では話題になってませんが、アメリカでは話題なのでしょうか。こういう日本では話題になってない情報が知れるところは興味深いですね。
日本の音楽のトレンドを聞いた結果は?
次からは、日本の話題を試してみます。「Now」プラグインに「日本の音楽のトレンド」を聞いてみます。
以下のプロンプト(命令文)を出してみました。
ChatGPTの回答は以下のとおり。
最新の音楽に関連するニュース「トランペット奏者の日野皓正が「徹子の部屋」で演奏」を、タイトル、概要、およびリンクとともに教えてくれました。
「Now」プラグインは、なかなか渋いニュースを選択しますね!トレンドの選択に驚きました。
日本の映画のトレンドを聞いた結果は?
次に、「Now」プラグインに「日本の映画のトレンド」を聞いてみます。
以下のプロンプト(命令文)を出してみました。
ChatGPTの回答は以下のとおり。
最新の映画に関連するニュース「スタジオジブリの最新作「君たちはどう生きるか」」を、タイトルと概要、リンクとともに教えてくれました。
「君たちはどう生きるか」の映画化は、かなり前に聞いたことがあったかなという薄い記憶でしたが、そういえば最近は全然話題を聞いてませんでした。
というのも宣伝なしの映画だったのですね。これは新鮮なニュースでした。
日本のテクノロジーのトレンドを聞いた結果は?
次に、「Now」プラグインに「日本のテクノロジーのトレンド」を聞いてみます。
以下のプロンプト(命令文)を出してみました。
ChatGPTの回答は以下のとおり。
最新のテクノロジーに関連するニュース「ゲーム「ディアブロ4」のアップデート」と「Samsungの新しい5Kのディスプレイ「ViewFinity S9」」を、タイトルと概要、リンクとともに教えてくれました。
アメリカのテクノロジーに続き、今回も日本のテクノロジーでは、2つのニュースを教えてくれました。
「Now」プラグインは、テクノロジーのトレンドに強い印象ですね。
Twitterで夏休みを検索してもらった結果は?
次に、ChatGPTが「Now」プラグインの使い方の例に挙げた、Twitterで「夏休み」を検索してもらいます。
以下のプロンプト(命令文)を出してみました。
ChatGPTの回答は以下のとおり。
誰のツイートがわかりませんが、「夏休みに関連する4つのツイート」と「各ツイートへの感想」、そして「まとめ」が紹介されました。
画像は表示されませんでした。エラーのようです。
情報収集に使えるかは微妙ですが、夏休みというキーワードに対して、旅行、勉強、花火といろんな方面の話題を収集してきたのは面白いと感じました。
【重要】「Now」プラグインのTwitter検索は、Twitter向けにプロンプトを改善しよう
なお、Twitterの検索については注意点があります。
ChatGPTは、「Now」プラグインのTwitter検索の使い方を下記のように説明してました。
日本のTwitterで特定のキーワードに関するツイートを探したい場合は、「Now」プラグインでキーワードを入力して検索します。例えば、「夏休み」を入力すると、夏休みに関するツイートがたくさん表示されます。
しかし実際は、「夏休み」とキーワードを入力してみても、下のように「Now」プラグインは正常に作動しませんでした。
何度か試しましたが、僕の環境では「Now」プラグインがTwitter検索をすることはありませんでした。
しかし、上で解説したように、なんとか下図のように成功しました。
なぜ急に成功したのかというと、ChatGPTと何度かやり取りをしているうちにChatGPTが理解したためです。
そのため、キーワードを入れるだけで「Now」プラグインがTwitter検索ができる可能性はゼロではないと思いますが、あまり期待はできません。
そこで、「Now」プラグインでTwitter検索をする場合は、以下のようにTwitter向けのプロンプトの使用をおすすめします。
「Now」プラグインでTwitter検索をする場合のプロンプトの例
- Twitterで〇〇に関する話題のツイートを教えて
- Twitterで〇〇に関する面白いツイートを教えて
- Twitterで〇〇に関するバズってるツイートを教えて
- Twitterで〇〇に関する最新のツイートを教えて
- Twitterで〇〇に関する人気のツイートを教えて
では、実際に試してみたいと思います。
同じキーワードで回答結果がどう違うのか比較してみるために、キーワードは「ChatGPT」で統一して試してみます。
「TwitterでChatGPTに関する話題のツイート」を聞いてみた結果は?
では、「Now」プラグインに「TwitterでChatGPTに関する話題のツイート」を聞いてみます。
以下のプロンプト(命令文)を出してみました。
ChatGPTの回答は以下のとおり。
なんと10個の「ChatGPTに関する話題のツイート」を紹介してくれました。
なお、前回同様、ツイートは誰のものか分からないようになっています。
また、今回は一部のツイートにリンクが張ってありました。
このように、いろんな種類のツイートが10個もあると、情報収集には一役買いそうな印象です。
「TwitterでChatGPTに関する面白いツイート」を聞いてみた結果は?
次は、「Now」プラグインに「TwitterでChatGPTに関する面白いツイート」を聞いてみます。
以下のプロンプト(命令文)を出してみました。
ChatGPTの回答は以下のとおり。
前回、「Now」プラグインが、「ChatGPT」のキーワードでTwitter検索をして情報収集したためか、「Now」プラグインは作動することなく、「ChatGPTに関する面白いツイート」を4つ紹介してくれました。
前回の「ChatGPTに関する話題のツイート」とは別のツイートが選ばれていて、なおかつきちんと「面白いツイート」が選ばれているところに精度の良さを感じました。
やはり画像は表示されないようです。これは残念です。
「TwitterでChatGPTに関するバズってるツイート」を聞いてみた結果は?
では、「Now」プラグインに「TwitterでChatGPTに関するバズってるツイート」を聞いてみます。
以下のプロンプト(命令文)を出してみました。
ChatGPTの回答は以下のとおり。
今回も「Now」プラグインは作動することなく、「ChatGPTに関するバズってるツイート」を4つ紹介してくれました。
なお、「バズってるツイート」を4つ紹介してくれましたが、4つすべてが、すでに紹介した「話題のツイート」または「面白いツイート」にあったツイートでした。
ただ、「話題のツイート」や「面白いツイート」は、当然「バズってるツイート」が含まれるはずなので、この選択はもっともですよね。
「TwitterでChatGPTに関する最新のツイート」を聞いてみた結果は?
次に、「Now」プラグインに「TwitterでChatGPTに関する最新のツイート」を聞いてみます。
以下のプロンプト(命令文)を出してみました。
ChatGPTの回答は以下のとおり。
「ChatGPTに関する最新のツイート」を5つ紹介してくれましたが、これは流石です!感動しました!
なにが流石かというと、「最新のツイートを教えて」というプロンプトには、きちんと「Now」プラグインが作動したからです。
一番最初に「Now」プラグインが作動して以降、その後は最初に情報収集した内容から回答してました。
しかし、「最新のツイート」というプロンプトには、きちんと反応して最新のツイートから取得してくれました。「Now」プラグインは使えるプラグインだと確信した瞬間でした!
「TwitterでChatGPTに関する人気のツイート」を聞いてみた結果は?
では最後に、「Now」プラグインに「TwitterでChatGPTに関する人気のツイート」を聞いてみます。
以下のプロンプト(命令文)を出してみました。
ChatGPTの回答は以下のとおり。
「ChatGPTに関する人気のツイート」を4つ紹介してくれました。
「人気のツイート」なので、これまでに出てきたツイートばかりかと思ったのですが、一つだけ新しいツイートがありました。
キーワードを微妙に変えるだけでも、新しい発見があることがわかりました。
ハッシュタグや複数のキーワードを使ったTwitter検索はかなりおすすめ
今回は、以下のプロンプトで試してみました。
プロンプトには、キーワードの例として「ChatGPT」を入れました。
しかし、もっと絞込んだ結果を得る方法が2つあります。
それは、以下のように「#(ハッシュタグ)を使って検索する方法」と「複数のキーワードを組み合わせて検索する方法」の2つです。
#(ハッシュタグ)と複数のキーワードを使った場合のプロンプトの例
- Twitterで#○○に関する話題のツイートを教えて
- Twitterで○○と△△に関する話題のツイートを教えて
順番に解説します。
#(ハッシュタグ)を使って検索する方法
以下のように#(ハッシュタグ)を使って検索することで、特定の話題により絞り込んだ結果を得ることができます。
きちんと「#ChatGPT」がついたツイートを紹介してくれました。
キーワードだけよりも、#(ハッシュタグ)が付いているツイートの方が、より話題にヒットする可能性が高まると思います。
複数のキーワードを組み合わせて検索する方法
以下のように複数のキーワードを組み合わせることで、より具体的な情報を探すことが可能です。
このように、「ChatGPT」と「未来」という複数のキーワードで検索することによって、検索したいツイートの情報がよりヒットしやすくなります。
【結論】「Now」プラグインのTwitter検索は、意外と使えそう!
「Now」プラグインを使用してみた際の感想について述べます。
まず、トレンド検索機能は、見やすいタイトルと概要が表示されるので、情報をサクッと把握できます。それに、新しい情報を見つけることができるのもプラスポイントです。
さらに、国を選べるオプションがあるのは面白いですよね。特に、海外の情報を探している時には、これが役立つと思います。
次に、Twitter検索機能ですが、もしもあなたがTwitterのヘビーユーザーなら、直接Twitterで探せばいいかもしれません。でも、そうでない人にとっては、このTwitter検索機能は新鮮でかなり面白いと感じるかもしれません。
個人的には、「Twitterで○○に関する話題のツイートを教えて」というプロンプトと「複数のキーワードを組み合わせて検索する方法」が便利だなと感じました。
「Now」プラグインでTwitter検索をする場合のプロンプトの例
- Twitterで〇〇に関する話題のツイートを教えて
- Twitterで〇〇に関する面白いツイートを教えて
- Twitterで〇〇に関するバズってるツイートを教えて
- Twitterで〇〇に関する最新のツイートを教えて
- Twitterで〇〇に関する人気のツイートを教えて
#(ハッシュタグ)と複数のキーワードを使った場合のプロンプトの例
- Twitterで#○○に関する話題のツイートを教えて
- Twitterで○○と△△に関する話題のツイートを教えて
ただ、もう少し進化させるなら、Twitterのアカウント名やリンクを表示できるようにしたり、画像も表示できるようにすると、さらに素晴らしいと思います。
まとめると、「Now」プラグインは、情報収集にはなかなか使えるツールだと感じました。ただ、まだまだこれからの展開に期待したいですね。
【8/6追記】同様の機能を持つ「What’s trending?」プラグインについて
新たに「What’s trending?」プラグインを当ブログで紹介しました。
この「What’s trending?」プラグインも、「Now」プラグインと同様の機能があり、インターネット上のキーワードとトピックの「トレンド情報」の取得や分析を可能にするツールです。
「What’s trending?」プラグインを使用すると、ChatGPTがYouTube、Google、Amazon、Instagramなどのキーワードやトピックのトレンドを取得し、分析し、その結果を提供することができます。
「What’s trending?」プラグインについてはこちらの記事に詳しく解説しています。
まとめ
「Now」プラグインは、いかがでしたでしょうか?
この記事では、ChatGPTのプラグイン「Now」の使い方をわかりやすく解説しました。
「Now」プラグインは、GoogleとTwitterのトレンドを手軽に追跡し、リアルタイムで探索する機能を提供します。さらに、具体的な使い方や実例を通じて、どのように情報収集が効率的になるのかを示しました。
「Now」プラグインのまとめとして、以下の点が特に重要です。
「Now」プラグインのまとめ
- 「Now」プラグインはGoogleのトレンドとTwitterの話題を別々にリアルタイムで探索する機能を追加するツールです。
- 国ごとのトレンドを見ることができ、グローバルな視野を広げるのに役立ちます。
- Twitterで特定のキーワードに関するツイートを簡単に検索できます。
- 「Now」プラグインのTwitter検索は、Twitter向けにプロンプトを改善することで、より効果的な検索が可能になります。
これらの機能を活用することで、情報収集がこれまで以上にスムーズで楽しいものになるでしょう。
最新のトレンドに常に敏感でいたい方、効率的に情報を探したい方には、「Now」プラグインは必携のツールとなること間違いなしです。
さあ、今すぐ「Now」プラグインを使って、情報収集の新しい世界を体験しましょう!
これまでに紹介したChatGPT プラグインの一覧
ChatGPTのプラグインの数は、すでに1074種類(2023年12月12日時点)。
海外のサービスが多く、日本人に馴染みのあるサービスはかなり少ないという印象です。
しかし、僕はただ知らないというだけで使わないのはもったいと思っています。
そこで、ChatGPTのプラグインの使い方の紹介をシリーズ化しています。今後も楽しみにして頂けると嬉しいです。
これまでに紹介したプラグインは、定期的に更新される「ChatGPT プラグインの一覧(カテゴリページ)」にて詳しく解説しています。
なお、ChatGPTのプラグインは、最大3つまで同時に活用することが可能です。つまり、異なるプラグインの力を組み合わせることにより、超パワフルなChatGPTを生み出すことができます。
ぜひ、他のプラグインもチャレンジされてみてくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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