2026年9月29日(現地時間)、AIの未来を大きく変える発表が一気に飛び出しました。
ChatGPTを開発するOpenAIが2026年9月29日午前10時(日本時間9月30日午前2時)米サンフランシスコで年次開発者イベント「OpenAI DevDay 2026」を開催したのです。
今回のDevDayは、OpenAI自身が「過去最大のDevDay」と位置づける大規模なイベントとなりました。

発表されたのは、ChatGPT、Codex、新しいAIモデル、プラグイン、AIエージェントなどにまたがる20を超える重要なアップデートです。
しかも、今回の主役は開発者向けAPIだけではありません。
常時動き続けるAIエージェント「dots」、新モデル「GPT-6.1 Sol」、共同作業の拠点となる「ChatGPT Space」、AIと人間が一緒に編集できる「Pages」、スライド共同編集、進化したプラグイン、月額500ドルの「Pro 500」など、普段ChatGPTを使っている一般ユーザーにも直接関係する発表が大量に含まれています。

さらにOpenAIは、今回の公式発表の中で12億人規模のユーザーに言及しました。2025年のDevDayでは8億人だったことを考えると、ChatGPTを中心としたAIの利用規模はさらに拡大しています。
この記事では、OpenAI DevDay 2026で発表された内容をOpenAI公式情報をもとに網羅しつつ、特に「ChatGPTを使う人に何が変わるのか?」という視点からわかりやすく解説します。
この記事を読むことで、次のことがわかります。
- OpenAI DevDay 2026で発表されたChatGPTの新機能・アップデート内容
- dots、ChatGPT Space、Pages、Plugins、GPT-6.1 Sol、Pro 500の特徴とできること
- CodexやAgents APIなどの開発者向け発表と、2023年・2025年のDevDayからの進化
今回のDevDay 2026を見ると、ChatGPTが単に「質問すると答えてくれるAI」から、仕事を任せ、人間やAIと共同作業し、外部サービスまで動かすためのプラットフォームへと進化していることが見えてきます。
それでは、順番に見ていきましょう。
OpenAI DevDay 2026とは?開催日・場所・発表内容

「OpenAI DevDay」は、OpenAIが開発者やAI業界に向けて最新技術や製品を発表するイベントです。
2026年のDevDayは、2026年9月29日に米サンフランシスコのFort Masonで開催されました。
基調講演は午前10時PDTから行われたため、日本時間では9月30日午前2時にあたります。公式スケジュールでは、Sam Altman氏が登場するOpening Keynoteのほか、技術セッション、プログラム、クロージングセッションなどが組まれました。
OpenAIは今回を「過去最大のDevDay」と説明しており、ChatGPT、Codex、モデル、AIとの新しい働き方にまたがって20を超える主要発表を行いました。
OpenAI DevDay 2026で発表された主な内容
初心者の方は、まず次の5分野に分けて考えると理解しやすいでしょう。
| 分野 | 主な発表 | ChatGPTユーザーへの重要度 |
|---|---|---|
| AIエージェント | dots | ★★★★★ |
| AIモデル | GPT-6.1 Sol、Astra Ultrafast | ★★★★★ |
| ChatGPT | Space、Pages、スライド、Teams、Meetings | ★★★★★ |
| プラグイン | Plugin Extensions、MCP Eventsなど | ★★★★★ |
| 開発者向け | Codex、Decisions API、Agents APIなど | ★★★☆☆ |
| 料金・アカウント | Sign in with ChatGPT、Pro 500 | ★★★★☆ |
| 企業向け | Private Intelligence、OpenAI Marketplace | ★★★☆☆ |
本記事では、「ChatGPTの学校」というサイトの性格上、一般のChatGPTユーザーに影響の大きい機能から詳しく紹介し、その後に開発者向け発表をまとめます。
OpenAI DevDay 2026最大の注目「dots」とは?

今回、ChatGPTユーザーにとって最も大きな発表のひとつが「dots(ドッツ)」です。
dotsとは、一言で説明すると、あなたの代わりに継続して仕事を進めてくれる常時稼働型のAIエージェントです。
「エージェント」とは、質問に答えるだけでなく、目的を達成するために必要な作業をAI自身が考え、ツールなどを使いながら進めていく仕組みを意味します。
これまでのChatGPTは基本的に、「ユーザーが質問する→ChatGPTが答える」という形でした。
dotsでは、この関係が大きく変わります。
dotsはGPT-6 Astraを搭載
dotsの頭脳には、OpenAIの高性能モデル「GPT-6 Astra」が使われています。
さらに各dotには専用のクラウドコンピューターが用意され、接続したアプリを横断しながら、ユーザーの目標に向かって24時間継続して仕事を進められます。
OpenAIによると、プラグインのエコシステムを通じて4,000を超えるアプリとの接続が可能とされています。
GPT-6 Astraについて詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

従来のChatGPT agentとdotsの違い
ここは初心者が特に混乱しやすいポイントです。
すでにChatGPTには、Webサイトの調査やコンピューター操作などを行える「ChatGPT agent」があります。
しかしdotsは、単発の仕事を実行するだけでなく、継続的な役割や責任を持たせることを想定したAIエージェントとして設計されています。
たとえば、
「毎週、競合サイトを調べて重要な変化をまとめてほしい」
「プロジェクトの進捗を確認して、問題があれば知らせてほしい」
「新しいメールやSlackの動きを確認しながら仕事を進めてほしい」
といった、これまで人間が定期的に確認していた仕事をAIへ任せる方向性が見えてきます。

dotsは誰が使える?
2026年10月1日時点では、dotsは段階的に提供されています。
OpenAIの最新リリースノートでは、対象となるProおよびBusiness Premiumユーザーに順次展開されており、Enterpriseでは管理者が有効化した場合にベータ版を利用できます。
また、Proでの提供開始時点では欧州経済領域(EEA)、スイス、英国が対象外で、18歳以上という条件も示されています。
そのため、対象プランに加入していても、すぐに画面へ表示されるとは限りません。
dotsの始め方
利用可能になっている場合は、ChatGPTのデスクトップアプリまたはデスクトップWeb版から最初のdotを作成できます。
dotsの使い方の基本ステップ
- ChatGPTでdotを作成する
- 必要なアプリを接続する
- dotに目的や役割を伝える
- 自律的に行ってよい範囲を設定する
- フィードバックしながら自分向けに育てていく
初期設定後はChatGPTモバイルアプリからdotへメッセージを送ることもできます。
新モデル「GPT-6.1 Sol」発表!GPT-6 Astraとの違いは?

DevDay 2026では、「GPT-6.1 Sol」も発表されました。
GPT-6.1 Solは、GPT-6 Solを大幅にアップグレードしたモデルです。
特に、
- エージェント型コーディング
- コンピューター操作
- 専門的な仕事
- 複雑なワークフロー
などが強化されています。
GPT-6.1 Solは「Astraに近い性能を低価格で」がポイント
GPT-6.1 Solを理解するときに重要なのは、GPT-6 Astraに近い高い能力と、Sol系モデルのコスト効率を両立させる位置づけです。
標準API料金は100万トークンあたり、
| 項目 | GPT-6.1 Sol |
|---|---|
| 項目 | GPT-6.1 Sol |
| キャッシュ済み入力 | 0.10ドル |
| 出力 | 10ドル |
| コンテキストウィンドウ | 1,050,000トークン |
| 最大出力 | 128,000トークン |
となっています。
OpenAIの英語版公式発表では、GPT-6 Astraの標準的な入出力料金の5分の1と説明されています。
【編集上の重要注意】
OpenAI日本語版「DevDay 2026 の振り返り」には「4分の1」と記載されている箇所がありますが、英語版DevDay recap、GPT-6.1 Sol個別ページ、API価格の数字は「5分の1」と整合します。そのため本記事では「5分の1」を採用しています。
GPT-6.1 Solは普通のChatGPTチャットで使える?
ここも非常に重要です。
2026年10月1日時点で、GPT-6.1 SolはPlus、Pro、Business、Enterprise、Eduユーザー向けのChatGPT WorkとCodexで提供されています。
一方、OpenAI公式は通常のChat(チャット)ではまだ利用できないと明記しています。
「GPT-6.1 Solが発表された=ChatGPTのモデル選択画面ですぐ使える」と誤解しないよう注意してください。
「GPT-6 Astra Ultrafast」登場!最大8倍の高速処理

DevDay 2026では、AIの「賢さ」だけでなく速度にも大きなアップデートが入りました。
それが「Astra Ultrafast」です。
Ultrafastは、応答速度が特に重要な処理向けに用意されたプレミアムな高速処理オプションです。
OpenAIによると、標準のGPT-6 Astraと比較して、
- Codex・ChatGPT Work:最大8倍
- API:最大6倍
の高速化を実現するとされています。Codexでは最大300トークン/秒という数字も示されています。
Astra Ultrafastを使えるプラン
ChatGPT側では、新しく登場した月額500ドルのPro 500と対象のEnterpriseプランなどで利用できます。
APIではGPT-6 Astra Ultrafastが利用可能です。
なお、GPT-6.1 Sol Ultrafastについては、英語版DevDay公式ページでは「coming soon(近日提供)」とされています。
ChatGPTの新機能「ChatGPT Space」が登場

今回、一般のChatGPTユーザーにとってdotsと並んで重要なのが、「ChatGPT Space」です。
Spaceは、ファイル、Pages、関連する作業などをひとつにまとめ、ChatGPTや他のメンバーと共同作業するための新しい場所です。
簡単にいえば、「ChatGPTの中に、AIと人間が一緒に働く仕事場ができた」と考えるとわかりやすいでしょう。
たとえばプロジェクト専用のSpaceを作り、資料を集め、ChatGPTに内容を理解させ、そこからレポートやページ、スライドなどを作っていくことができます。
ChatGPT Spaceと「プロジェクト」の違いに注意
既存のChatGPTユーザーなら、「プロジェクトと何が違うの?」と思うかもしれません。
OpenAIのリリースノートによると、Spaceは対象アカウントにおいて従来のLibraryを置き換えるものであり、既存の「Projects」は別機能として残ります。
つまり、
Space=Pagesやファイル、人・AIとの共同作業をまとめる場所
Projects=特定のテーマや仕事に関連するチャットやファイル、指示などをまとめる既存機能
と理解するとよいでしょう。

ChatGPT Spaceの対象プラン
Spaceは対象となるPro、Business、Enterpriseユーザー向けに、ChatGPTデスクトップアプリとWebで提供されています。
モバイルではページの検索・閲覧・共有などに対応し、作成・編集については今後対応予定です。
ChatGPT「Pages」登場!AIと人間が同じ文書を編集

Spaceの中核となる新機能が「Pages」です。
Pagesは、人間とAIエージェントが一緒に作業することを前提に設計された新しいドキュメントです。
文章を書くだけではありません。
ChatGPTと一緒に、
- 文章を書く
- 調査する
- グラフを作る
- 画像を生成する
- 情報を可視化する
- 表や見出しで整理する
といった作業ができます。
さらにチームメンバーを招待して直接編集したり、コメントを付けたり、ChatGPTやdotへ修正を依頼したりできます。
接続したデータをもとに内容を更新させる使い方も想定されており、「完成したら終わりの文書」ではなく、AIによって更新され続ける文書へ進化している点が特徴です。
PagesはPro、Business、Enterpriseプランが対象です。
ChatGPTでスライドを共同編集!PowerPointにも書き出し可能

ChatGPTでプレゼン資料を作っている方にとって、非常に大きな発表もありました。
ChatGPTと人間が一緒に編集できる本格的なプレゼンテーションエディターです。
会話からそのままスライドを作成したり、自分が持っているテンプレートから資料を作り始めたりできます。
テキストだけでなく、図形、画像、編集可能なグラフなどにも対応します。
さらに複数のメンバーが同時にスライドを編集したり、コメントを残したり、ChatGPTへ修正してほしい場所を指示したりできます。
完成した資料は、ChatGPT内でそのままプレゼンするだけでなく、PowerPointやGoogleスライドへ書式を保った状態でエクスポートすることも想定されています。
スライド機能は「すぐ全員が使える」とは限らない
ここは注意してください。
OpenAI英語版のDevDay 2026公式ページでは、Pro、Business、Enterprise向けに「in the coming weeks(今後数週間で提供)」と記載されています。
そのため2026年10月1日時点では、対象プランであってもまだ利用できないユーザーがいる可能性があります。
ChatGPT「Teams」とチームタスクで仕事を自動化
ChatGPTは「ひとりで使うAI」から、チームで仕事を進めるAIへも進化しています。
新しいTeams機能では、同僚をチームに追加して、Pages、Space、スライド、プラグインなどを共有できます。
さらに注目なのが「Team Tasks(チームタスク)」です。
たとえば、
「毎週月曜日にプロジェクトの進捗をまとめる」
「毎朝、顧客に関する最新情報をまとめる」
「新しいSlackメッセージが来たら関連資料を確認する」
といった定期業務を、チーム共有のタスクとしてChatGPTへ任せられます。
タスクはクラウド上で実行されるため、作成者がChatGPTを開き続けたり、パソコンを起動しておいたりする必要はありません。
TeamsとTeam TasksはBusiness、Enterpriseが中心となります。
個人向けの既存「タスク」機能については、以下の記事で詳しく解説しています。

Slack・Microsoft Teamsでも「@ChatGPT」が使える
ChatGPTを使うために、毎回ChatGPTの画面を開く必要もなくなってきました。
BusinessとEnterpriseでは、SlackやMicrosoft Teamsのチャンネル、スレッド、DMで「@ChatGPT」とメンションして仕事を依頼できます。
たとえば、会話をプロジェクト概要にまとめたり、バグを調査したり、顧客向けの報告を作ったりすることができます。
さらに管理者が許可したツールやデータを利用できるため、単なる「チャットの要約Bot」ではなく、組織内の仕事に関わるAIとして使える点が重要です。
ChatGPT「Meetings」プラグインで会議メモを自動作成
会議の議事録作成もChatGPTへ任せやすくなります。
「Meetings」プラグインは会議の内容からメモを作成し、要点やアクションアイテムをChatGPT Spaceへ保存します。
作成したメモは非公開にすることも、チームと共有することもできます。
その後、
「この会議で決まった内容をプロジェクト計画へ反映して」
「次回までのToDoを整理して」
とChatGPTへ依頼することも可能です。
OpenAIによると、メモ作成後の音声は削除され、アクセスや再生はできません。
2026年10月1日時点では、macOS版ChatGPTデスクトップアプリでPro、Businessユーザー向けにベータ提供され、Enterprise対応は今後予定されています。
ChatGPT「プラグイン」が大幅進化!旧プラグインとの混同に注意

今回のDevDayで、ChatGPTの「プラグイン」も大きく進化しました。
特に重要なのがPlugin Extensionsです。
開発者はChatGPTのサイドバーに専用アプリを表示したり、会話の横にインタラクティブな操作画面を開いたり、特定のファイル形式を表示・編集する専用ビューアーを作ったりできるようになります。
つまりChatGPTは、「外部サービスから情報を取ってくるチャット」だけでなく、ChatGPTの画面そのものがアプリを動かすプラットフォームへ近づいています。
Plugin Creatorも登場
プラグインを作る側にも大きな改善があります。
「Plugin Creator」がプラグイン開発を支援し、申請時のフィードバックも改善されます。
さらにChatGPTは、ユーザーの目的に合ったプラグインをディレクトリや会話の中で見つけやすくする方向へ進化しています。
ただし、どのプラグインを使うか、どのデータへのアクセスを認めるかは引き続きユーザー側が選択・承認します。
「旧ChatGPTプラグインがそのまま復活」ではない
ここは記事で必ず説明しておきたいポイントです。
2023年に登場した旧ChatGPTプラグインは2024年に終了しました。
2026年にOpenAIが「Plugins」と呼んでいる仕組みは、MCPや現在のChatGPTのアプリ・ツール環境を前提とした新しいプラグイン基盤です。
そのため、「2023年のプラグイン機能がそのまま復活した」と理解するのは正確ではありません。
さらにOpenAIは2026年9月11日のリリースノートで、Custom GPTsについて将来的な終了とプラグインへの移行経路を予定していることも発表しています。
2023年DevDayで主役だった「GPTs」から、2026年には「Plugins」へ――。
ChatGPTのカスタマイズ方法そのものが大きな転換点を迎えているといえます。
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「MCP Events」でChatGPTが出来事をきっかけに自動で動く
新しいプラグインで特に注目したいのが「MCP Events」です。
MCPとは「Model Context Protocol」の略で、AIと外部ツールやデータを接続するための共通の仕組みです。
MCP Eventsに対応したプラグインでは、外部アプリで何かが起きたことをきっかけに、ChatGPT側の自動処理を開始できます。
たとえば、
「プロジェクト管理ツールに新しいタスクが追加された」
↓
「ChatGPTが関連資料を読む」
↓
「計画案を作成する」
という処理を、人間がその場でChatGPTへ指示しなくても進められるようになります。
これは従来のChatGPTの「タスク」から、さらに一歩進んだ自動化です。
時間をきっかけに動くAIから、現実の出来事をきっかけに動くAIへ進化したと考えるとわかりやすいでしょう。
「Sign in with ChatGPT」登場!ChatGPTアカウントで外部サービスへログイン
新しい「Sign in with ChatGPT」を使うと、対応する外部サービスにChatGPTアカウントでログインできるようになります。
考え方としては、「Googleでログイン」「Appleでサインイン」のChatGPT版に近いものです。
外部サービスへ共有される基本的なID情報は、名前、メールアドレス、設定している場合のプロフィール画像です。
重要なのは、ChatGPTの会話内容やメモリがログインしただけで外部サービスへ共有されるわけではないことです。
それ以外のアクセス権限は別途ユーザーが承認します。
さらに対象となるPlus・Proユーザーは、参加サービスでChatGPTプランの利用枠を使える仕組みも限定的に導入されています。
ChatGPT新料金「Pro 500」登場!月額500ドル

DevDay 2026ではChatGPTの料金体系にも大きな動きがありました。
新たに登場したのが、月額500ドルの「Pro 500」です。
Pro 500は、OpenAIのProプランの中で最も高い利用枠を持つプランで、ChatGPT Plusの25倍の利用枠と、GPT-6 Astraの高速版「Astra Ultrafast」へのアクセスが特徴です。
UltrafastはChatGPT WorkとCodexで利用できます。
Pro 500は初心者にも必要?
多くの一般ユーザーは、いきなりPro 500へアップグレードする必要はありません。
Pro 500は、大量のAI処理を行う開発者や、ChatGPT Work・Codexを長時間利用するユーザー、処理速度そのものが仕事の生産性に直結する人などを強く意識したプランです。
まずは自分が現在使っているプランで不足しているのかを確認してから検討するのがよいでしょう。
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ChatGPT「共有可能なプロフィール」も登場
ChatGPTのプロフィールも、単なる名前やアイコンを表示する場所ではなくなっていきます。
「Shareable profiles」では、自分が作ったSitesなどをプロフィール上で紹介し、他のユーザーに見つけてもらえるようになります。
OpenAI Help Centerによると、個人プロフィールは初期状態では非公開で、利用可能なユーザーは公開設定へ変更できます。
共有プロフィールにChatGPTの会話タイトルや会話内容がそのまま表示されるわけではありません。
今後、ChatGPT上で「何を作った人なのか」「どんなAIツールを公開しているのか」をプロフィールから発見する文化が広がる可能性があります。
OpenAI DevDay 2026の開発者向け新機能をまとめて解説

ここまではChatGPTユーザーに直接関係する機能を中心に紹介しました。
しかし、OpenAI DevDayはもともと開発者向けイベントです。
今回も、将来のChatGPTやAIサービスへつながる重要な技術が数多く発表されました。
Codex Cloud
CodexをPCだけでなく、スマートフォンから遠隔操作したり、クラウド上で実行したりできます。
クラウド上で処理が続くため、パソコンを閉じた後も作業を進められるのが特徴です。
Codex CLIが音声チャットに対応
Codex CLIでは、Codexに直接話しかけてタスクを開始したり、作業方針を伝えたりできるようになりました。
新しい「/agents」ビューでは、複数のエージェントへ仕事を割り振り、それぞれの進捗を確認できます。
Code Review
ChatGPTデスクトップアプリから、コードの変更内容や差分を確認し、Codexへ問題点を質問できます。
自動レビューを使えば、ユーザーが離席している間にクラウド上でレビューを進めることも可能です。
Codex Security Cloud
GitHubリポジトリを必要なタイミングやスケジュールに合わせてスキャンし、セキュリティ上の問題を調査します。
問題の重複を取り除き、修正案までクラウド上で準備します。
Decisions API
「Decisions API」は、決められた選択肢の中からAIに判断させる用途に特化したAPIです。
GPT-6 Lunaの知能を利用して、コンテンツ分類、リクエストの振り分け、AIエージェントが次に何をするべきかの選択などに利用できます。
2026年9月29日時点では限定プレビューで、OpenAIは数日以内の広範な提供を予定しています。
Agents APIがコンピューター操作に対応
Agents APIでは、OpenAIがCodexで培ってきたエージェント基盤を開発者自身のアプリから利用できます。
今回さらに**Computer Use(コンピューター操作)**に対応しました。
これにより、AIエージェントがソフトウェアの画面を操作しながら仕事を完了するようなアプリを開発しやすくなります。
マルチエージェント、Tool Search、Tool Calling、Context Compactionなどにも対応しています。
Amazon Bedrock Managed Agents for OpenAI
AWS環境でAIシステムを構築している企業向けには、Agents APIの主要能力をAWS環境で利用するための「Bedrock Managed Agents」も発表されました。
このように、2026年のDevDayでは単に「新しいAIモデルをAPIで使えるようにする」のではなく、AIエージェントそのものを開発・運用するための基盤が急速に整備されています。
企業向け「Private Intelligence」とOpenAI Marketplaceも発表
企業向けにも大きな発表がありました。
Private Intelligence
「Private Intelligence」は、企業が機密性の高いデータを扱いながらフロンティアAIを利用するための仕組みです。
「Zero Data Retention with Private Safety Processing」や、コンフィデンシャルコンピューティングなどを使う「Private Inference」のプレビューが含まれます。
Private Inferenceについては、OpenAIは2026年秋の提供を予定しています。
OpenAI Marketplace
「OpenAI Marketplace」は、対象となる企業顧客がOpenAIとの既存契約額の一部を、承認されたパートナーソフトウェアへ充てられる仕組みです。
開始時点では32のパートナーが紹介されています。
一般のChatGPTユーザーがすぐ使う機能ではありませんが、ChatGPTが企業向けソフトウェアの中心的なプラットフォームへ広がろうとしていることを示す発表といえるでしょう。
OpenAI DevDay 2023・2025・2026の違いを比較

今回のDevDay 2026を理解するには、過去のDevDayと比較すると非常にわかりやすくなります。
| 年 | 主な発表 | 大きな変化 |
|---|---|---|
| 2023 | GPT-4 Turbo、GPTs、GPT Store、Assistants API | AIをカスタマイズする時代 |
| 2025 | Apps in ChatGPT、AgentKit、Codexなど | ChatGPTがAIアプリのプラットフォームへ |
| 2026 | dots、Space、Pages、Plugins、GPT-6.1 Sol、Pro 500など | AIが継続して働き、人間と共同作業する時代 |
2023年の最初のDevDayでは、「GPT-4 Turbo」という高性能モデルと、誰でも自分専用のChatGPTを作れる「GPTs」が大きな話題となりました。

2025年になると、ChatGPT内でアプリを動かす仕組みやAIエージェントの構築環境が前面に出てきます。
この時点でChatGPTの週間ユーザー数は8億人を超えました。

そして2026年。
OpenAI公式英語版は、ChatGPTを人間とエージェントが共同作業する「shared surface」として開放し、12億人の週間ユーザーに開発者が新しい体験を届けられると説明しています。
2023年が、「自分専用のAIを作る」時代だったとすれば、2026年は、「AIに役割を与え、仕事を任せ、人間とAIが同じ場所で働く」時代へ進んだと見ることができます。
OpenAI DevDay 2026で覚えておきたい5つのポイント
ここまで多くの新機能を紹介してきましたが、「結局、普通にChatGPTを使っている人は何を覚えておけばいいの?」という方も多いでしょう。
特に初心者の方は、まず次の5つを押さえておくといいでしょう。
中断や修正ができる主な機能
- ChatGPTは「答えるAI」から「働き続けるAI」へ
dotsによって、AIへ継続的な仕事や役割を任せる方向へ進んでいます。 - ChatGPTが共同作業の場所になる
Space、Pages、スライドなどにより、人間とAIが同じ成果物を編集できるようになります。 - プラグインがChatGPTの重要な拡張手段になる
外部サービスとの接続だけでなく、サイドバーや専用UIを持つ本格的なアプリ体験へ広がっています。 - GPT-6シリーズも進化を続けている
GPT-6 Astraに続き、コストと性能のバランスを狙ったGPT-6.1 Solや高速なAstra Ultrafastが登場しました。 - すべての新機能が全ユーザーへ即日提供されるわけではない
プラン、地域、年齢、ワークスペース設定、段階的ロールアウトなどによって利用条件が異なります。
特に5番目は重要です。
SNSなどで「新機能が来た!」という投稿を見ても、自分のChatGPTに表示されていないことがあります。
これは必ずしも不具合ではなく、段階的な提供やプラン・地域の違いである可能性があります。
OpenAI DevDay 2026でよくある質問
まとめ:OpenAI DevDay 2026でChatGPTは「会話するAI」から「一緒に働くAI」へ

OpenAI DevDay 2026では、ChatGPT、AIモデル、Codex、プラグイン、エージェントなど、20を超える重要な発表が行われました。
しかし、今回の発表を単なる「新機能の大量追加」と考えると、本質を見落としてしまいます。
2023年のChatGPTは、人間が質問すると答えるAIでした。GPTsの登場によって、自分専用のAIを作れるようになりました。
その後、Deep ResearchやChatGPT agentなどによって、AIが調査したり、実際に行動したりできるようになりました。
そして2026年。
dotsは24時間継続して役割を担い、SpaceやPagesでは人間とAIが同じ成果物を作り、プラグインは外部サービスとChatGPTを結び、Team TasksやMCP Eventsでは人間がChatGPTを開いていない時間にも仕事が進んでいきます。
つまりChatGPTは、「質問するためのAI」から、「一緒に仕事をするAI」そして、「仕事そのものを任せられるAI」へと進み始めています。
これは、ChatGPTを仕事や副業、ひとりビジネスで活用している人にとって非常に大きな変化です。
AIを使って文章を1本書く、画像を1枚作るという使い方だけでなく、「どんな仕事をAIへ任せ、人間は何に集中するのか」を考えることが、これからますます重要になるでしょう。
最後に、OpenAI DevDay 2026の重要なポイントをまとめます。
OpenAI DevDay 2026の重要ポイント
- 20を超える重要発表: ChatGPT、Codex、モデル、プラグイン、AIエージェントなどを大幅アップデート。
- 「dots」が登場: GPT-6 Astraを搭載し、継続的な役割を担う常時稼働型AIエージェント。
- 「GPT-6.1 Sol」発表: Astraに近い性能を低コストで提供する新しいGPT-6系モデル。
- 「Astra Ultrafast」登場: ChatGPT Work・Codexでは標準Astra比で最大8倍の高速処理。
- 「ChatGPT Space」登場: AI、人間、ファイル、Pagesなどをまとめる新しい共同作業拠点。
- 「Pages」登場: 人間とAIエージェントが共同編集できる新しいドキュメント。
- スライド共同編集: ChatGPTとチームでプレゼン資料を作り、PowerPointやGoogleスライドへ書き出し可能。
- プラグインを大幅強化: サイドバー、インタラクティブパネル、ファイルビューアーなどをChatGPT内に構築可能。
- MCP Events: 外部アプリで起きた出来事をきっかけにChatGPTの自動処理を開始。
- Meetings: 会議メモとアクションアイテムをChatGPT Spaceへ保存。
- 「Sign in with ChatGPT」登場: ChatGPTアカウントで対応サービスへログイン。
- 「Pro 500」登場: 月額500ドルで高い利用上限とAstra Ultrafastを提供。
- Codexも大幅進化: Cloud、音声CLI、Code Review、Security Cloudなどを発表。
- Agents APIがComputer Useに対応: 開発者がコンピューターを操作するAIエージェントを構築しやすくなった。
OpenAI DevDay 2026は、ChatGPTが「AIチャット」という枠を本格的に飛び出す転換点のひとつになりました。
ChatGPTをまだ「質問に答えてくれる便利なAI」としてしか使っていない方は、今回発表されたSpace、Pages、プラグイン、そしてdotsの進化をぜひ追いかけてみてください。
ChatGPTの使い方そのものが、これから大きく変わっていきそうです。



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