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ChatGPT ついに「完全日本語対応(早期プレビュー アルファ)」:ロケールで日本語が設定可能!

ロケール アルファ 日本語対応_ChatGPT新機能_早期プレビュー

「アルファに参加する」というメッセージがChatGPTの画面上部に出現し、気になっている方も多いでしょう。
アルファに参加とは、何を意味するのでしょうか?

この疑問を解消するために、実際にアルファ版を体験してみたので解説します。


日本時間2023年9月13日頃から、ChatGPTの画面上部に
「あなたの言語でChatGPTの早期プレビューを体験してみてください。[アルファに参加する]」
という新しいメッセージが出現しました。

ChatGPT 早期プレビュー ロケール アルファ 日本語対応
ChatGPTの画面上部に現れたメッセージ

待ちに待った瞬間が来たと感じ、[アルファに参加する]ボタンを即座にクリック。

すると、ChatGPTがついに完全日本語対応に!


OpenAIからの公式発表はまだ見当たりませんが、アルファに参加することで、これまで英語だけだった設定画面やプロンプトの例文も、すべて日本語で表示されるようになりました。

この記事では、ChatGPTが完全日本語対応(早期プレビュー アルファ)したことについて、その全貌を詳しく解説します。


この記事を読むことで、以下のメリットがあります。

  • ChatGPTの日本語対応の最新情報を手に入れられる
  • アルファの参加方法を理解できる
  • 日本語での設定や操作がどれだけ便利かを知ることができる

さあ、この記事を読んで、ChatGPTの日本語対応の全貌を探ってみましょう。

目次

ChatGPT アルファに参加(早期プレビューを体験)するとどうなる?

今回の早期プレビュー「アルファ版」に参加して気づいたのは、ロケールが選択可能になったという大きな進化です。

「アルファ版(早期プレビュー)」でロケールが選択できるように!

アルファ版とは、一般にソフトウェアの開発段階の一つで、全ての機能が完成していない初期のテスト版を指します。このアルファ版に参加することで、新機能や改善点をいち早く体験することができます。

今回のChatGPTのアルファ版(早期プレビュー体験)では、ロケール設定が追加され、ChatGPTが日本語にも対応するよう進化しています。

ロケールとは何か?

“ロケール”(locale)とは、言語や通貨、時間形式など、特定の地域や文化に関連する一連の設定や属性をまとめたものです。

このロケールの設定によって、コンピュータプログラムやウェブサイト、オペレーティングシステムなどで、ユーザーインターフェースや出力データの形式が変わるのです。

例えば、アメリカ合衆国のロケール(en_US)では、通貨がドル記号($)で、日付は”月/日/年”という形式で表示されます。対照的に、日本のロケール(ja_JP)では、通貨は円記号(¥)で、日付は”年/月/日”という形式で表示されるのです。

このように、ロケールはプログラムがユーザーの地域や文化に適応するための非常に重要な要素となります。

アルファに参加した後の「ChatGPTの設定画面」が日本語に!

まずは、ChatGPTの設定画面を確認してみましょう。

ChatGPTの画面の左下の部分をクリックすると、設定メニューがすでに「マイプラン」「カスタム指示」「プラス設定&ベータ」といった項目で日本語表示になっています。

ChatGPT 早期プレビュー ロケール アルファ 日本語対応

ロケールの確認手順

ロケールを確認してみます。

STEP

「プラス設定&ベータ」をクリックします

ChatGPT 早期プレビュー ロケール アルファ 日本語対応
STEP

設定画面の「一般」が開きます

ChatGPT 早期プレビュー ロケール アルファ 日本語対応
STEP

「ロケール(アルファ)」という項目が追加されているのが確認できます

規定で、日本のロケールである「ja_JP」が選択されていました。

ChatGPT 早期プレビュー ロケール アルファ 日本語対応

なお、日本のロケール「ja_JP」以外にも、多くの国や地域が選択可能です。これにより、ChatGPTはさらに多くの人々にとって使いやすいツールに進化しています。

ChatGPT 早期プレビュー ロケール アルファ 日本語対応

ChatGPTが完全日本語対応に!画面の日本語表示を徹底解説

「ロケール(アルファ)」を日本の設定「ja_JP」に変更すると、ChatGPTがついに完全日本語対応になりました。

それでは、具体的な画面を一つ一つ確認していきましょう。

GPT-3.5を選択した場合

まず最初に、GPT-3.5モデルを選択してみました。

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すると、画面上には日本語で

当社の最速のモデルで、ほとんどの日常的なタスクに最適です。
無料及びプラスユーザーに利用可能

という説明が表示されました。

GPT-4を選択した場合

次に、GPT-4を選択しました。

ChatGPT 早期プレビュー ロケール アルファ 日本語対応

上の画面のように日本語で

当社の能力の高いモデルで、創造性と高度な推論を必要とするタスクに最適です。
プラスユーザー専用です
GTP-4は現在、3時間ごとに50メッセージの上限が設定されています。

と表示されました。日本語での説明があると、理解が格段に容易になりますね。

プラグインの設定

プラグインを選択してない場合は、下の画面のように「プラグインなしが有効化されています」と表示されています。

ChatGPT 早期プレビュー ロケール アルファ 日本語対応

プロンプトの例文

さらに、プロンプトの例文も日本語化されています。これにより、より直感的に操作が可能になりました。

ChatGPT 早期プレビュー ロケール アルファ 日本語対応

ChatGPTの設定メニューも完全日本語化!各項目を詳細にチェック

先ほど「プラス設定&ベータ」の「一般」は確認しましたが、他の設定項目はどうなっているのでしょうか?

それでは、一つ一つ確認していきましょう。

「マイプラン」の設定

まず、ChatGPTの画面左下部をクリックし、「マイプラン」を選択します。

ChatGPT 早期プレビュー ロケール アルファ 日本語対応

すると、「マイプラン」の項目がすべて日本語で表示されていました。

ChatGPT 早期プレビュー ロケール アルファ 日本語対応

「カスタム指示」の設定

次に、「カスタム指示」を選択します。

ChatGPT 早期プレビュー ロケール アルファ 日本語対応

この部分も全て日本語になっており、以下のような説明がありました。

ChatGPT 早期プレビュー ロケール アルファ 日本語対応

上段:ChatGPTにあなたは何を知らせれば、より良い応答を提供できると思いますか?
下段:ChatGPTにどのように応答してほしいですか?

もちろん、カスタム指示ヒントもすべて日本語です。

まず上段は、下の画面のとおりです。

ChatGPT 早期プレビュー ロケール アルファ 日本語対応

上段:ChatGPTにあなたは何を知らせれば、より良い応答を提供できると思いますか?

アイデアの誘発

  • あなたはどこに住んでますか?
  • あなたの仕事は何ですか?
  • あなたの趣味や興味は何ですか?
  • 何時間でも話せる話題は何ですか?
  • あなたの目標は何ですか?

下段は下の画面のとおりです。

ChatGPT 早期プレビュー ロケール アルファ 日本語対応

下段:ChatGPTにどのように応答してほしいですか?

アイデアの誘発

  • ChatGPTはどの程度正式またはカジュアルであるべきですか?
  • 一般的に、応答はどの程度の長さが適切でしょうか?
  • どのように呼びかけられたいですか?
  • ChatGPTはトピックに対して意見を持つべきですか、それとも中立を保つべきですか?

日本語の説明があると、操作が非常にスムーズですね。

「カスタム指示(Custom instructionsCustom instructions:カスタム インストラクション)」についてはこちらの記事に詳しく解説しています。

「プラス設定&ベータ」の詳細

最後に、「プラス設定&ベータ」を選択します。

ChatGPT 早期プレビュー ロケール アルファ 日本語対応

「一般」の設定は既に触れたので、今度は「ベータ機能」と「データ制御」に焦点を当てます。

「ベータ機能」

「ベータ機能」もしっかりと日本語で説明されています。

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Plusユーザーとして、開発中に変更される可能性のある実験的な新機能への早期アクセスをお楽しみください。

プラグイン
有効にしたサードパーティのプラグインをいつどのように使用するかを理解するChatGPTのバージョンを試してみてください。

高度なデータ分析
Pythonコードの作成と実行、ファイルのアップロードが可能なChatGPTのバージョンを試してみてください。データ分析、画像変換、コードファイルの編集などのヘルプを求めてみてください。注意:ファイルは1セッションを超えて保存されません。

新機能「Code Interpreter(コードインタープリター)」は日本語で「高度なデータ分析」と説明されています。非常にわかりやすいですね。

「高度なデータ分析(Code Interpreter:コードインタープリター)」についてはこちらの記事に詳しく解説しています。

「データ制御」

最後に、「データ制御」の項目も日本語で表示されています。

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設定画面が日本語になると、操作が格段に簡単になり、非常に助かります。

まとめ

ChatGPTが「完全日本語対応(早期プレビュー アルファ)」として新たなフェーズに突入しました。

この進化により、日本のユーザーにとっても使いやすく、理解しやすいツールとなっています。


最後に、「完全日本語対応(早期プレビュー アルファ)」の重要なポイントをまとめます。

ChatGPT「完全日本語対応(早期プレビュー アルファ)」の重要なポイント

  • ロケール設定:「早期プレビューのアルファ版」でロケールが選択可能に。「ja_JP」を選ぶと、全てが日本語表示に。
  • ロケール(locale)とは:言語や通貨、時間形式など、特定の地域や文化に関連する一連の設定や属性をまとめたもの。
  • 設定メニュー:「マイプラン」から「データ制御」まで、各設定が日本語で一層使いやすく。

この日本語対応は、設定画面だけでなく、プロンプトの例文に至るまで、全面的に展開されています。

日本語の説明があることで、より多くの人がChatGPTの多機能性を簡単に活用できるようになりました。

これからもChatGPTは進化を続けるでしょう。この進化するChatGPTを活用し、あなたの可能性を広げましょう!

これまでに紹介したChatGPT 新機能の一覧

ChatGPTは日々進化しており、新機能が頻繁に追加されています。

これらの新機能は、ユーザーの使いやすさを向上させるため、またより多様な用途でChatGPTを活用できるように設計されています。

これまでに紹介した新機能は、定期的に更新される「ChatGPT 新機能の一覧(カテゴリページ)」にて詳しく解説しています。

新機能を効果的に活用することで、ChatGPTの可能性をさらに広げることができます。

新機能のアップデート情報は、当ブログで随時お知らせしていますので、最新の情報をチェックして、ChatGPTの魅力を最大限に活用しましょう!

最後までお読みいただきありがとうございました!

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