映像コンテンツの制作は、多くの人にとって避けがたい壁です。高価な機材や複雑なソフトウェア、そして創作のプロセスに必要な時間やスキルなど、初心者にとっては大きな挑戦であり、熟練者にとっても手間のかかる作業です。
このような問題に対する解決策として、おすすめのChatGPTの人気GPT「Video GPT by VEED」を紹介します。「Video GPT by VEED」GPTは、「GPT Store」のトレンドランキングでは常連の大人気GPTです。
「Video GPT by VEED」GPTとは、一言でいうと簡単なテキストからAIアバターが語る動画を自動生成するツールです。
この記事では、「Video GPT by VEED」GPTの使い方をわかりやすく解説します。
この記事を読むことで、以下のメリットがあります。
- 「Video GPT by VEED」GPTの基本的な使い方や活用方法を理解できる
- 「Video GPT by VEED」GPTを活用することで、動画制作にかかる時間とコストを大幅に削減できる
- AIアバターや多言語対応のテキストツースピーチ機能など、多彩な機能を駆使することで、従来では考えられなかった創造的な動画制作が実現できる
プロフェッショナルな動画を制作したいと思いながらも、「どこから手を付けていいのか分からない」と感じている方々に、この「Video GPT by VEED」GPTは新たな可能性を示してくれます。
さあ、テキストから始まる動画制作の旅に、あなたも一歩踏み出しませんか?
ChatGPT GPTsとは?
「GPTs(GPT Builder)」は、2023年11月6日10時(日本時間11月7日午前3時) に、OpenAIが開発者向けに開催した初のカンファレンスで発表されました。
「GPTs(ジーピーティーズ)」とは、OpenAIが開発したChatGPTを、個々のニーズに合わせて「GPT Builder」を使って自然言語でカスタマイズできる新機能です。
これにより、誰もが簡単に独自の「GPT」を簡単に作成し使用することが可能になります。
「GPTs(GPT Builder)」は、「ChatGPT Plus」または「ChatGPT Team」、「ChatGPT Enterprise」の有料プランユーザーが利用できるサービスです。
なお、「GPTs(GPT Builder)ってなに?」や「GPTの作り方は?」など疑問に思っている方のために、「GPTs(GPT Builder)」や「GPTの作り方 」についてはこちらの記事に詳しく解説しています。
GPTs(GPT Builder)を初歩から知りたいという方の参考になれば嬉しいです。

また、2024年1月10日(現地時間)には、「GPTs」を集めた革新的なプラットフォーム「GPT Store」がオープンしました。「GPT Store」では、「GPTs」を見つけたり、共有したりすることができます。
「GPT Store 」についてはこちらの記事に詳しく解説しています。

「Video GPT by VEED」GPTとは?開発元、開発目的は?

「Video GPT by VEED」GPTは、OpenAIが開発したGPT(Generative Pre-trained Transformer)テクノロジーをベースに、VEED社がカスタマイズして開発しました。

開発元のVeed Limitedは、イギリスとウェールズに登録された会社で、動画編集ツールを提供しています。
「Video GPT by VEED」GPTは、ユーザーがテキストプロンプトからChatGPTのGPTを使って簡単に動画を作成できるようにすることを目的として開発されました。
「Video GPT by VEED」GPTは、ストック映像や音楽、字幕を含むプロフェッショナルなクオリティの動画を瞬時に生成することが可能です。
「Video GPT by VEED」GPTで何ができる?
ChatGPTのGPTs「Video GPT by VEED」は、初心者でも簡単にプロンプトを入力するだけで動画を作成できるツールツールです。
「Video GPT by VEED」GPTを使うと、AIが自動的に動画を生成し、ストック映像や音楽、字幕などを組み合わせて動画を完成させます。
さらにAIテキストツースピーチ機能を使って、ビデオにナレーションやボイスオーバーを追加することもできます。
「Video GPT by VEED」GPTの具体的な主の機能をまとめると、以下のとおりです。
「Video GPT by VEED」GPTの主な機能
- AIアバターによる映像生成:複数のAIアバターから選択し、ユーザーが提供したテキストプロンプトに基づいた動画を生成します。これにより、実際の動画撮影を必要とせずに、プレゼンテーションやストーリーテリングの映像を作成することが可能です。
- 多言語対応のテキストツースピーチ:様々な言語とアクセントを持つテキストツースピーチ機能を提供します。これにより、グローバルな視聴者に向けた動画制作が可能となります。
- ビデオスクリプトの自動生成:AIによるスクリプト生成機能を利用して、ユーザーのアイディアを基に映像用のスクリプトを作成します。これにより、クリエイティブなプロセスを簡略化し、動画制作時間を短縮することができます。
- カスタマイズ可能なビデオテンプレート:さまざまなテーマとスタイルのビデオテンプレートを利用することができます。これにより、一貫性のあるブランディングとプロフェッショナルな外観を動画に追加することが可能です。
- ストックメディアライブラリ:膨大な数のロイヤリティフリーのストック映像、音楽、音響効果を提供します。これにより、追加の素材を探す手間を省き、動画をさらに魅力的にすることができます。
- シームレスな動画編集ツール:直感的なインターフェイスを備えた動画編集ツールを提供し、初心者でも簡単に映像のカットや編集、効果の追加を行うことができます。
ChatGPTのGPTs「Video GPT by VEED」の使い方
それでは、ChatGPT(GPT-4)で「Video GPT by VEED」GPTを使ってみます。
まずは、「Video GPT by VEED」GPTにアクセスします。
「Video GPT by VEED」GPTにアクセスします
ChatGPTにログインして、「GPTを探索する(Explore GPTs)」をクリックします。
.png)
「GPT Store」のトップページが開きます。「Trending(トレンド)」で見つかったので、かなり人気のGPTです。

なお、トップページから見つからない場合は、「GPT Store」の検索ボックスから「Video GPT by VEED」GPTを探すことができます。

以下のように、検索結果から「Video GPT by VEED」GPTを見つけることができます。

「Video GPT by VEED」GPTが見つかったら、「Video GPT by VEED」の箇所をクリックします。

「Video GPT by VEED」GPTのアクセスに成功すると、上の画面が表示されます。
なお、下のリンクからも「Video GPT by VEED」GPTにアクセスできますのでご活用ください。
「Video GPT by VEED」GPTの使い方を聞いてみる
初めて「Video GPT by VEED」GPTを使うので、まずは「Video GPT by VEED」GPTの使い方を下記のように聞いてみました。
プロンプト:
ChatGPTのGPT「Video GPT by VEED」の使い方をステップ形式で、初心者にわかりやすく教えてください。
すると「Video GPT by VEED」GPTから、下記の回答が返ってきました。

基本的な使い方として、次のステップが回答されました。「Video GPT by VEED」GPTの返答をそのまま紹介します。
↓「Video GPT by VEED」GPTの返答はここから↓
「Video GPT by VEED」を使って、ビデオプロジェクトを簡単に作成する方法を初心者向けにステップごとに説明します。このガイドは、あなたがChatGPTを通じて、ビデオプロジェクトを始めるのに必要なすべてをカバーします。
ステップ 1: ビデオの目的を明確にする
まず、ビデオで伝えたい内容やメッセージを決定します。これには以下の情報が含まれます:
- ビデオの主なメッセージや目標
- 対象となる視聴者
- 目指すトーンやムード
- ビデオの長さ(デフォルトは20秒)
ステップ 2: スクリプトの提供
ビデオのスクリプトを自分で用意するか、ビデオのテーマや伝えたいポイントをChatGPTに提供してください。例えば:
- 「20秒のビデオでサステナブルな生活について伝えたい。主なメッセージは、日常生活で簡単にできるエコアクションを取り入れることの重要性です。」
ステップ 3: アバターまたは声の選択
使用したいアバターを選択するか、男性または女性のテキストツースピーチ(TTS)声を選ぶことができます。以下のアバターから選べます:

- Avery
- Devon
- Isabella
- Noah
- Lily
- Mateo
ステップ 4: ChatGPTにビデオプロジェクトの作成を依頼
以下の形式でChatGPTに情報を提供して、ビデオプロジェクトの生成を依頼します。
- 「20秒のビデオを作成したいです。テーマはサステナブルな生活です。スクリプトは次の通りです:”地球を守るために私たち一人一人ができることはたくさんあります。使い捨てプラスチックを減らし、リサイクルを心がけることで、私たちは環境に優しい生活を送ることができます。” アバターはIsabellaを使用してください。」
ステップ 5: ビデオプロジェクトの編集と共有
生成されたビデオプロジェクトのリンクとサムネイルが提供されます。リンクを使用してVEEDのエディターでビデオを編集し、さらにカスタマイズすることができます。
これで、「Video GPT by VEED」の基本的な使い方を理解できたはずです。ビデオ作成に必要な情報を準備して、いつでも始められますよ!
↑「Video GPT by VEED」GPTの返答はここまで↑
とても簡単な使い方を、例文とともに教えてくれました!
つまり、「Video GPT by VEED」GPTには次のようにプロンプトを出せば良いということになります。
例:サステナブルな生活について伝える20秒の動画を作成したい
- 「Video GPT by VEED」GPTを開く
- 「20秒のビデオを作成したいです。テーマはサステナブルな生活です。スクリプトは次の通りです:”地球を守るために私たち一人一人ができることはたくさんあります。使い捨てプラスチックを減らし、リサイクルを心がけることで、私たちは環境に優しい生活を送ることができます。” アバターはIsabellaを使用してください。」
- 2のプロンプトをチャットに入力して送信
なんと、動画のメッセージや長さ、アバターなどを「プロンプト(命令文)」に書いて送信するだけ!簡単ですね!
「Video GPT by VEED」GPTを使ってみた!
それでは実際に、ChatGPTのGPTs「Video GPT by VEED」を使ってみます。
「Video GPT by VEED」GPTで、「サステナブルな生活について伝える動画」を作成してみた結果は?
先ほど、ChatGPTが「Video GPT by VEED」GPTの使い方の例に挙げた、「サステナブルな生活について伝える動画」を作成してみます。
以下のプロンプト(命令文)を出してみました。
最初にアクセスの通信許可の確認が表示されるので、[許可]ボタンまたは[常に許可する]ボタンをクリックします。

「Video GPT by VEED」GPTの回答は以下のとおり。

「Video GPT by VEED」GPTの回答をそのまま紹介します。
あなたのビデオプロジェクトが成功的に生成されました!
こちらをクリックしてビデオを閲覧し、編集してください。

ビデオにまだ少し手を加えたいですか?生成されたビデオをVEEDエディターに読み込んで、仕上げのタッチを加えることができます。
- 字幕の編集、スタイル付け、アニメーションの追加
- 120以上の言語へのビデオ翻訳
- 音声のクローン作成での簡単なボイスオーバーの追加
- AIアバターの使用
など、さまざまな機能を利用できます。
この技術を改善するための提案がありますか?ご意見をお聞かせください。
P.S. 「VideoGPT by VEED」を気に入っていただけたら、私たちのことをTwitterでシェアしてサポートしてください。
動画の生成に成功しました。リンクをクリックすると、下の画面が表示されました。

動画再生が始まるかと思ったら、いきなり「VEED」の編集画面でした。下は、日本語に翻訳した画面です。

再生ボタンをクリックすると、動画を再生することができます。

「Video GPT by VEED」GPTで、実際に生成された動画
実際に「Video GPT by VEED」GPTが生成した動画はこちらです。
不明瞭な音声翻訳の問題について
上記のとおり「Video GPT by VEED」GPTで生成した動画を再生してみたところ、期待とは異なる、聞き慣れない言語で音声が読み上げられるという問題が発生しました。
この問題について「Video GPT by VEED」GPTに質問したところ、音声は日本語のテキストをローマ字読みしたものと思われますが、不適切なローマ字の使用や誤変換により、意味を成さない表現になっていることが判明しました。
このような翻訳の問題を解決し、正確な日本語の音声を得るためには、正しい日本語のスクリプトを提供し、音声翻訳の設定を再検討する必要があります。具体的な修正手順については、後ほど詳しく述べます。
完全ガイド:「Video GPT by VEED」GPTで作った動画の編集画面
「VideoGPT by VEED」で生成された動画の編集画面は直感的で使いやすいインターフェースを備えており、初心者でも簡単にプロフェッショナルな動画を作成できます。
この編集画面を使用して、初心者でも簡単に以下の作業を実行できます。
- ビデオのカスタマイズ
- ビデオの品質向上
- ビデオのスタイル付け
- ソーシャルメディア向けのビデオの最適化
以下に、この動画編集画面でできることをわかりやすく説明します。
プロジェクト設定(Settings)

まずは、Settings(プロジェクト設定)の画面を説明します。
サイズ(Size)

動画のアスペクト比を、提供されたいくつかのオプションから選ぶことができます。これにより、動画が最終的に公開されるプラットフォームに最適なフォーマットを選択することができます。
それぞれのオプションの意味と使用シナリオを以下に詳述します。
- Original (16:9): これは最も一般的なアスペクト比で、標準的なテレビやコンピュータモニター、YouTubeのフルサイズビデオに適しています。
- YouTube (16:9): YouTube向けに最適化された16:9フォーマットで、フルスクリーンビデオとして表示されます。
- YouTube Short (9:16): YouTubeの短編ビデオプラットフォームであるYouTube Shortsに適しており、スマートフォンでの縦向きフルスクリーン再生を想定したサイズです。
- TikTok (9:16): TikTokは主にスマートフォンでの縦向きフルスクリーン再生を前提としているため、この9:16のアスペクト比が適しています。
- Instagram Post (1:1): インスタグラムの通常の投稿に最適な正方形のフォーマットです。
- Instagram Story (9:16): インスタグラムストーリーで使用されるアスペクト比で、スマートフォンでの縦向きフルスクリーン表示に適しています。
- Instagram Reel (9:16): インスタグラムリールに最適なアスペクト比で、TikTok同様に縦型ビデオに最適化されています。
Resize for Social Media

「Resize for Social Media」機能は、「Video GPT by VEED」GPTの新しい機能であり、動画コンテンツを異なるソーシャルメディアプラットフォームに合わせて簡単にリサイズできるオプションを提供します。
これは、同じ動画を複数のプラットフォームに適応させる場合に非常に便利な機能です。
以下に「Resize for Social Media」の機能について詳しく説明します。

サイズ(Size)の選択
TikTok、Instagram、YouTubeなど、特定のプラットフォーム用のアスペクト比を選択できます。画像では、TikTokの9:16という縦型のフォーマットが選ばれています。
キャンバス(Canvas)の調整
- Fit & Center: ビデオをキャンバスに合わせてフィットさせ、中央に配置します。この方法では、ビデオの内容が切り取られることなく、周囲に余白が生じる可能性があります。
- Fill & Crop: ビデオをキャンバスのサイズに合わせて拡大し、余分な部分を切り取ります。これにより、ビデオが新しいアスペクト比に完全にフィットしますが、ビデオの一部がクロップされることがあります。
背景色(Background)の選択
ビデオの背景色をカスタマイズできます。余白が生じる場合には、この色がキャンバスの背景として表示されます。
実行(Duplicate & Resize)
[Duplicate & Resize]ボタンをクリックすると、選択した設定に基づいて新しいバージョンのビデオを作成します。
この機能を使用することで、クリエイターは同じコンテンツを複数のソーシャルメディアプラットフォームで効率的に共有できるようになり、編集の時間を節約し、一貫性のあるコンテンツを簡単に展開できます。
背景(Background)

色(color)を選択するか、背景画像(Image)をアップロードして設定できます。
オーディオ(Audio)

- 翻訳音声(Translate voice): 動画内の音声を複数言語に翻訳します(ベータ版)。
- クリアオーディオ(Clean Audio): 背景ノイズを取り除くことができます。
翻訳音声(Translate voice)の機能について詳しく説明します。

- 原語の選択: 動画の元の音声言語を選択します。ここでは「英語(US)」が選ばれています。
- 翻訳言語の選択: 翻訳先の言語を選ぶことができます。この例では「日本語」が選ばれています。
- 話者の選択: 「Speaker」では、翻訳された音声の話者の声を選ぶことができます。ここでは女性の声が選択されており、表情アイコンでその感情のトーンが「Normal」であることを示しています。
- 品質選択: 「Quality」セクションでは、翻訳される音声の品質レベルを設定できます。「Standard」という選択肢は、品質とレンダリング時間のバランスを取るオプションです。
- 利用可能時間とプランアップグレード: 画面下部には、その月に利用可能な翻訳時間の残量が示されており、必要に応じてプランをアップグレードするオプションが提供されています。
- 翻訳と複製: [Duplicate and translate]ボタンを使用して、選択した言語に翻訳された新しい音声の動画の複製を作成できます。
動画の長さ(Duration)

- 自動: スクリプトに基づいて自動的に動画の長さを設定します。
- 固定: 特定の長さを手動で設定できます。
Frames Per Second(FPS:フレームレート)

「Frames Per Second(FPS)」は、「秒間フレーム数」を設定するオプションを示しています。これはビデオの滑らかさとクオリティを決定する重要な要素です。
FPSは1秒間に表示されるフレーム(静止画像)の数を意味し、数値が高いほどビデオはより滑らかに見えます。以下に、各FPS設定の一般的な用途を説明します。

- 10 FPS: 通常は非常に低いフレームレートで、ストップモーションのような効果や、特定のアニメーションで使用されることがあります。自然な動きを再現するには不十分です。
- 24 FPS: これは映画業界の標準フレームレートであり、映画的な外観を与えるためによく使用されます。多くのデジタルカメラやスマートフォンでもこの設定を使用できます。
- 25 FPS: ヨーロッパや他の地域で使用されるPAL放送システムの標準フレームレートです。
- 30 FPS: 北米のテレビ放送(NTSC)や一般的なオンラインビデオでよく使用されるフレームレートで、動きの自然な外観を提供します。
- 50 FPS: このフレームレートは、より滑らかな動きを要求する高速アクションのビデオやスポーツ放送に適しています。ヨーロッパの放送でよく見られます。
- 60 FPS: ゲームプレイの録画や高品質のライブスポーツ放送によく使用されるフレームレートで、非常に滑らかな動きを再現することができます。
どのフレームレートを選択するかは、動画の目的と視聴者に提供したい視覚体験によって異なります。たとえば、より映画的な外観を求めるなら24FPSを、スポーツや詳細な動きを強調したいなら60FPSを選択すると良いでしょう。
また、ファイルサイズや動画の処理時間もフレームレートによって影響を受けるため、これらの要因も考慮する必要があります。高いフレームレートはより多くのデータを生成し、結果として大きなファイルサイズになります。
Version History

「Version History」機能は、ユーザーが以前のバージョンに戻すことができる機能です。これは、編集プロセス中や変更後に元の状態や過去の特定のポイントに戻りたい場合に非常に便利です。
復元したいプロジェクトのバージョンをドロップダウンメニューから選ぶことができます。

動画編集ツール
マジックカット(Magic Cut)

「Magic Cut」機能は、映像から不要な部分をAIの助けを借りて簡単にカットするための新しいツールです。、例えば映像からためらい言(例: “uhm”)や間違い(例: “Mistakes”)などの望ましくない部分を識別し、取り除きます。
動画編集プロセスを簡単かつ迅速にするために設計されており、ユーザーが時間をかけて手動で編集する必要を減らすことができます。
スプリット(Split)

動画を特定のポイントで分割します。
ボイスオーバー(Voiceover)

「Voiceover」機能は、ユーザーが自身の声を動画に追加するためのツールです。
また、AIテキストツースピーチ(TTS)エンジンを利用して、テキストからリアルで魅力的なナレーションを生成することもできます。これにより、プロジェクトに個人的なタッチを加えたり、プロフェッショナルなビデオナレーションを提供したりすることが可能になります。

「Voiceover」機能を使用すると、動画にパーソナリティを加えたり、解説や説明を付け加えたりすることで、ビデオの視聴者とのつながりを深めることができます。
さらに、TTSオプションを使用することで、さまざまなキャラクターや言語のナレーションをビデオに簡単に組み込むことができ、多様な視聴者にアピールすることが可能になります。
メディア(Media)

「Media」設定画面では、プロジェクトに追加メディアを挿入するためのオプションが豊富に用意されています。このセクションからユーザーはビデオに様々な種類のメディアを追加できるようになっています。
メディアの追加オプション
- Upload a File: ユーザーは自分のデバイスからファイルをアップロードすることができます。これにより、既に作成されたビデオクリップや音声、画像などをプロジェクトに追加することが可能です。
- Record: ユーザーは直接このプラットフォーム上で音声や動画を録音できます。
- Text To Speech: テキストを入力して、それを人の声のように聞こえる音声に変換することができます。これは、ナレーションや音声ガイドが必要な動画に便利です。
- Voice Clone: ユーザーの声のクローンを作成して、動画で使用することができます。
- Brand Kit: ブランド固有のアセット(ロゴ、特定の色、フォントなど)をビデオに統合できます。
追加リソース
- Stock Videos: 無料のストックビデオクリップを検索して使用できます。これには動物、自然、人々などのカテゴリが含まれており、プロジェクトにビジュアルの多様性をもたらします。
- AI Avatars: 複数のAIアバターから選択して、動画にバーチャルホストを追加することができます。
- Stock Music: 様々なジャンル(R&B、Jazz、Blues、Pop、Rockなど)のストックミュージックを検索し、動画に背景音楽を追加することができます。
この「Media」設定画面は、ユーザーが自分のビデオプロジェクトに豊かなコンテンツとプロフェッショナルなタッチを加えるための多彩なツールを提供しています。これにより、クリエイティブなビジョンを現実のものにしやすくなり、動画制作のプロセスをより楽しく、よりアクセスしやすくしています。
オーディオ(Audio)

「Audio」設定画面では、ユーザーがビデオプロジェクトに音声を追加するための様々なオプションが提供されています。具体的な機能を以下に詳しく説明します。
Audioの追加オプション
- Upload a File: ユーザーは自身のデバイスから音声ファイルをアップロードできます。これにより、既に録音された音声や音楽をプロジェクトに直接追加することが可能です。
- Text To Speech: ユーザーはテキストを入力し、それを音声に変換することができます。これは動画のナレーションや説明などに使用されます。
- Voice Clone: この新機能を使用して、ユーザーの声のクローンを作成し、動画内で使用することができます。
- Voiceover: ユーザーはこのオプションを使って直接動画に声を録音し、追加することができます。
- Brand Kit: 企業や個人のブランドに合わせたカスタムオーディオアセットを使用できます。
- Dropbox: Dropbox経由で音声ファイルを取り込むことができます。
Stock Music
プロジェクトに使用するためのさまざまなジャンルのストックミュージックが用意されています。例えば、「R&B」、「Jazz」、「Blues」、「Pop」、「Rock」などのジャンルから選ぶことができます。
ここでは、具体的なトラック名とその長さが表示されており、それぞれが異なるムードやシーンに合わせて選択できるようになっています。
Sound Effects
エフェクト、ベル、フォーリー、ブザーなど、さまざまなサウンドエフェクトが提供されており、動画に追加することで、視聴者の体験を強化できます。
「Audio」設定画面を通じて、ユーザーは動画プロジェクトに動きと生命を吹き込むための重要な音声要素を簡単に管理し、適用することができます。それぞれの音声オプションは、動画の感情的な影響を高めるための力強いツールとして機能し、最終的な作品の質を大きく向上させることができます。
字幕(Subtitles)

「Subtitles」(字幕)設定画面では、動画に字幕を追加し、編集するためのインターフェースが提供されています。
以下に、字幕の追加と編集に関する具体的な機能とオプションを説明します。
字幕の追加と編集機能
- 字幕ラインの追加: 画面上の[+ Add New Subtitles Line]ボタンを使用して、新しい字幕ラインを追加できます。
- 字幕のタイミング設定: 各字幕ラインには「In」と「Out」というタイミングマーカーがあり、これらを調整することで字幕が動画上で表示される正確な開始時間と終了時間を設定できます。
- 字幕のテキスト編集: 既に入力されている字幕テキストは、直接クリックして編集することができます。
- 字幕スタイルとオプション:
- Translate: このオプションを使って、字幕を他の言語に翻訳できます。
- Styles: 字幕のフォント、色、サイズ、背景などのビジュアルスタイルをカスタマイズできます。
- Options: 字幕の位置や行の長さなど、さらに詳細な設定を調整できます。
- 字幕プレビュー: タイムラインの下部にある字幕プレビューを通じて、現在の字幕の配置とタイミングが動画のどの部分に対応しているかを確認できます。
- 動画プレビュー: メインの動画プレビューウィンドウでは、字幕がビデオにどのように表示されるかリアルタイムで見ることができます。
この字幕設定を使用することで、ユーザーは動画のアクセシビリティを向上させ、異なる言語を話す視聴者に対応し、ビデオの内容をより理解しやすくすることができます。また、字幕はSEO(検索エンジン最適化)にも貢献し、ビデオが検索結果に表示される可能性を高めることができます。
テキスト(Text)
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「Text」(テキスト)設定画面では、動画プロジェクトにテキスト要素を追加し、カスタマイズするためのさまざまなオプションが提供されています。
ユーザーはここでタイトル、キャプション、クレジットなどのテキストベースの情報を動画に挿入できます。
テキストの追加とカスタマイズ機能
- テキストの追加: 画面上部にある「Add Text」では、動画に追加するための基本的なテキストスタイルが選択できます。
- テキストスタイルの選択: 「Simple」、「Handwriting」、「Serif」、「Typewriter」など、さまざまなフォントスタイルが選べます。これらは動画のトーンやブランディングに合わせて選ぶことができます。
- カスタマイズ可能なテキストテンプレート: さまざまなデザインのテキストテンプレートが提供されており、ユーザーはこれらのテンプレートを動画に直接適用して、迅速にデザインを選択できます。
- テキストテンプレートの種類: 画面には「Headline Title」、「Speaker」情報、「Thanks for Watching」エンドスクリーン、さらにプレゼンテーションのタイトルや、視聴者の気分を盛り上げる「Good Vibes」や「Fun」といったスタイルのテンプレートが見られます。
- カスタマイズオプション: 各テキストテンプレートは、フォントの種類、サイズ、色、位置など、ユーザーが動画の内容やブランディングに合わせて調整できるようになっています。
このテキスト設定機能を使って、ユーザーは動画に視覚的な情報を追加し、メッセージを強調したり、視聴者に指示を与えたりすることができます。また、ビデオの専門性を高め、視聴者の関心を惹きつけるための効果的な手段です。
テキストはビデオの重要な部分であり、視覚的なコミュニケーションにおいて中心的な役割を果たします。
装飾(Elements)

「Elements」(装飾)設定画面では、動画プロジェクトに様々な視覚的要素を追加して装飾し、動きやエネルギーを加えるためのさまざまなオプションが提供されています。
以下に、Elementsの一部を紹介します。
装飾の追加とカスタマイズ機能
- Progress Bars: プログレスバーやローディングバーなど、進行状況を視覚的に示すためのバーを選択して、動画に追加できます。
- Sound Waves: 音声や音楽がある部分を強調するためのサウンドウェーブやオーディオスペクトラムを動画に挿入できます。
- Emoji: 動画に表情を加えるために、さまざまな絵文字を選択して使用できます。
- Shapes: 四角、円、三角などの基本的な図形を選択し、動画にグラフィック要素として追加できます。
- Animated Stickers: GIPHYによって提供されるアニメーションステッカーを選択し、動画にダイナミックな視覚効果を与えます。
- GIFs: GIPHYが提供するさまざまなGIFアニメーションを検索し、動画に面白い動きやユーモアの要素を追加できます。
- Draw: 独自の手書きラインやスクイグルを追加して、動画に個性を出すことができます。
これらの装飾を利用して、動画クリエイターは自分の動画に個性やブランドのアイデンティティを反映させたり、視聴者の注目を引きつけたり、メッセージをより鮮明に伝えることができます。
装飾を追加することで、単なるビデオからインタラクティブでエンターテインメント性の高い作品へと変化させることが可能になります。また、これらの視覚的要素は、視聴者がコンテンツをより楽しめるようにするための効果的な方法です。
テンプレート(Template)

「Template」(テンプレート)設定画面では、さまざまな用途やスタイルに合わせたプリセットの動画テンプレートが提供されており、ユーザーはこれらを使って迅速に動画プロジェクトを作成することができます。
テンプレートの特徴と利用方法
- テンプレートの検索: ユーザーは特定のテーマやイベント(例: Black Friday, Pride)に合わせたテンプレートを検索できます。
- カテゴリ別のテンプレート: さまざまなカテゴリに分類されたテンプレートがあり、それぞれに異なるデザインやレイアウトが用意されています。例えば、「For you」にはユーザーの利用履歴や好みに基づいたおすすめテンプレート、「AI Avatars」にはAIアバターを使用したテンプレート、「Podcast」にはポッドキャスト関連のデザイン、「Mock-ups」にはプロダクトやサービスのモックアップを展示するためのテンプレートなどがあります。
- カスタマイズ: テンプレートは動画内での位置やサイズ、テキストなど、編集可能な要素を含んでおり、ユーザーはこれらのテンプレートを基にして、独自のコンテンツやブランディングに合わせたカスタマイズを行うことができます。
- 多様なデザイン: 各カテゴリには多様なデザインが含まれており、プロモーションビデオ、インフォメーションビデオ、教育コンテンツなど、様々な動画のニーズに応じて選択することができます。
テンプレート機能は、動画制作のプロセスを加速し、初心者でもプロレベルの動画を簡単に作成できるようにするための強力なツールです。ユーザーはこれらのテンプレートを使用して、コンテンツの創出に費やす時間を短縮し、デザインの品質を向上させることができます。
録画(Record)

「Record」(録画)設定画面では、ユーザーは様々な方法で動画やオーディオの録画を行うことができます。各オプションの概要を以下に説明します。
録画オプション
- Camera: ウェブカメラを使用して、自分自身の動画を録画できます。これは、VLOGや自己紹介、インタビューなどのシチュエーションで役立ちます。
- Audio: マイクを通じてオーディオのみを録音することができます。ポッドキャストやボイスオーバーの録音に適しています。
- Screen: このオプションを使って、コンピュータのスクリーンを録画できます。チュートリアルビデオやプレゼンテーションのデモンストレーションに役立ちます。
- Screen & Camera: スクリーンの内容と同時にウェブカメラからの映像も録画できます。これにより、プレゼンテーション中に講師の顔を表示したり、解説動画を作成したりすることができます。
- Slides & Camera: このオプションでは、プレゼンテーションのスライドを表示しながらカメラを通じて自分の映像を録画できます。
- Slides: プレゼンテーションのスライドのみを録画するオプションです。
その他の機能
ページ上部にあるメッセージ「Tired of recording yourself? Use an AI avatar instead ->」は、自分自身を録画する代わりにAIアバターを使用するオプションをユーザーに提案しています。これにより、実際にカメラの前に立つことなく動画コンテンツを作成することが可能になります。
これらの録画オプションを使用することで、ユーザーは動画プロジェクトに直接録画したコンテンツを組み込むことができ、プロジェクトの制作プロセスをよりフレキシブルにし、多様なビデオ形式を実現できます。
トランジション(Transitions)
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Transitions(トランジション)とは、ビデオ編集において異なるシーンやクリップ間で滑らかな移行を作り出すために使用される効果です。
「Transitions」(トランジション)設定画面では、ユーザーがビデオのシーンチェンジに利用できる様々なトランジション効果を選択できます。
トランジションの種類と機能
- None: これはトランジションなしを意味し、クリップからクリップへの即時切り替えが行われます。
- Dissolve: シーンが次第に溶け合うように見える、ソフトなトランジション効果です。
- Fade to Black / Fade to White: クリップが黒または白にフェードアウトし、次のクリップにフェードインします。
- Gradient Fade: グラデーションを使ってフェードアウトするスムーズなトランジションです。
- Cross Blur: シーンが次のシーンにぼやけながら移行する効果です。
- Push Left / Push Right / Push Up / Push Down: 一方向から次のシーンが押し出されるような動きのあるトランジションです。
トランジションの適用方法
トランジションは、タイムライン上のクリップ間にドラッグアンドドロップすることで適用されます。これにより、視聴者にとって魅力的でプロフェッショナルな視覚体験を作り出すことができます。
トランジションは、動画のストーリーテリングにリズムと流れを与える重要な機能です。適切なトランジションを使うことで、動画内の物語や情報の提示に緩急をつけることができ、視聴者の注目を引き続けることができます。
それぞれのトランジションは、動画のスタイルや内容に合わせて選ぶことが重要です。
フィルター(Filters)

「Filters」(フィルター)設定画面では、動画に適用できる様々な視覚効果を提供しており、動画のムードやトーンを変更するために使用されます。
フィルターの特徴と利用方法
- カラーグレーディング: 動画のカラーバランスやコントラストを調整し、特定の雰囲気を作り出すためのフィルターがあります。
- エフェクトフィルター: 動画に特別な視覚効果を加えるためのフィルターです。
カラーグレーディングの種類と特徴
- Calm I / II / III: 動画に落ち着いた、穏やかな雰囲気を与えるフィルターです。
- Clean I / II / III: 動画にクリアで新鮮な印象を与えるフィルターです。
- Cottage I / II: 動画に温かみのある、家庭的な感じを与えるフィルターです。
- Peckham I / II: 動画にユニークなスタイルを与えるためのフィルターです。
エフェクトフィルターの種類と特徴

- Halftone Red / Green / Blue: ハーフトーンとは点描で画像を表現する手法で、ここでは赤、緑、青のハーフトーンフィルターを選択してレトロなポップアート風の効果を動画に適用できます。
- Filmic: 映画のような質感や温かみのある色調を動画に追加します。
- Dusty Film: 古びたフィルムのようなノイズやホコリを表現するフィルターです。
- Film Burn: フィルムが焼けたような、過渡的なライトリーク効果を動画に加えます。
- VHS / VHS Overlay: 動画に古いVHSテープのような質感やエフェクトを与えることができます。
- Old: 古い映画や写真のようなモノクロやセピア調の効果を動画に適用します。
- CRT: 古いブラウン管テレビの画面を模したフィルターで、動画にレトロなテレビ効果を加えます。
フィルターの適用方法
フィルターは、それぞれのサムネイルをクリックすることで、動画に直接ドラッグアンドドロップして適用できます。ユーザーはプレビューを見ながら異なるフィルターを試し、動画の全体的な印象を決めることができます。
フィルターは動画の視覚的な魅力を高めるための簡単な方法であり、特にムードやジャンルに合わせた雰囲気を作り出したい時に有効です。
例えば、ドキュメンタリーには没入感を高める「Calm」フィルター、ライフスタイルブログには明るい「Clean」フィルター、ストーリーテリングには温かみの「Cottage」を選び、レトロなタッチには「VHS」や「CRT」フィルターを活用するなど、目的に応じた選択をすることで動画に適したムードを簡単に演出できます。
以上が、「Video GPT by VEED」GPTで作った動画の編集画面の完全ガイドです。
編集画面では直感的な操作でカスタムビデオを簡単に作成できます。
テキスト、トランジション、フィルターなど多彩なツールを使って、映像と音声の両方にプロフェッショナルなタッチを加えられる一方、AIアバターやテンプレートを活用することで、迅速なコンテンツ制作が可能です。
「Video GPT by VEED」GPTで、日本語の動画を生成する方法
「Video-GPT-by-VEED」GPTで、実際に生成された動画では、想定外の言語で再生されるという不具合を経験しました。
この問題に対処するために、日本語での動画作成を試みた経緯をご紹介します。以下の3つの方法を試しました。
翻訳音声(Translate voice)機能の活用
始めに、プロジェクト設定(Settings)のオーディオ(Audio)から翻訳音声(Translate voice)機能を利用し、英語から日本語への翻訳を試みました。
元言語「English」から「Japanese」に翻訳と設定して、[Duplicate and translate]ボタンをクリックします。

「Video GPT by VEED」GPTが生成した動画はこちらです。
生成された動画の音声は正確な日本語とは異なる、聞き慣れない表現でした。原因は、原文が正しい英語でなかったことにあると考えられます。
正確な日本語音声で翻訳するには、正しい原文が必須です。
日本語音声で動画生成を依頼
次に、プロンプトに直接日本語の音声で動画を作成するよう依頼しました。
以下のプロンプト(命令文)を出してみました。
「Video GPT by VEED」GPTの回答は以下のとおり。

動画生成に成功したということで動画を確認したところ、最初にできた動画と全く同じ意味を成さない言語で音声でした。
「Video GPT by VEED」GPTが生成した動画はこちらです。
日本語音声で動画生成ができないのかを、「Video GPT by VEED」GPTに聞いてみました。

「Video GPT by VEED」GPTの回答をそのまま紹介します。
Video GPT by VEED では、テキストからビデオプロジェクトを生成する際に、さまざまな言語のテキストを音声に変換することが可能です。ただし、アバターには限定された言語と音声が設定されていることがあり、日本語が含まれていない場合があります。もしお使いのアバターが日本語の音声に対応していない場合、別の手段としてテキストツースピーチ機能を利用するか、日本語に対応している別のアバターを選択する必要があります。日本語の音声生成が可能かどうかを再度確認し、利用可能なオプションを検討することをお勧めします。もし再試行をご希望であれば、日本語の音声対応についての情報を提供し、対応するアバターを選ぶ手助けをいたします。
アバターに限定された言語と音声が設定されていることがあるようで、Audio設定にある「Text To Speech」機能を使うか、日本語に対応している別のアバターの選択を提案されました。
また、対応するアバターを選ぶ手助けをしてくれるという提案もあったので、再試行を依頼してみました。

動画生成に成功しました。
しかし、生成された動画は再び意味を成さない言語で音声が再生されました。原因は不明ですが、アバターが日本語をサポートしていない可能性があります。
プロンプトに「日本語の音声で動画を作成してください」と記載しても、聞き慣れない言語の音声で生成されます。アバターの言語サポートが原因で、日本語の音声が正しく生成されないことがあります。
英語での動画生成後、日本語に翻訳
最終的に、英語で動画を生成した後、翻訳音声(Translate voice)を用いて日本語に翻訳する方法を試みました。
以下のプロンプト(命令文)を、英語に翻訳して出してみました。
↓英語に翻訳

動画生成に成功したということで動画を確認したところ、無事に英語の音声で生成されました。
「Video GPT by VEED」GPTが生成した動画はこちらです。
では、プロジェクト設定(Settings)のオーディオ(Audio)から翻訳音声(Translate voice)機能を使って日本語に翻訳してみます。
元言語「English」から「Japanese」に翻訳と設定して、[Duplicate and translate]ボタンをクリックします。

翻訳が終わりました。

動画を確認したところ、英語の音声で正常に生成された動画を、少々早口の日本語ですが日本語の音声に変換することができました。
「Video GPT by VEED」GPTが生成した動画はこちらです。
【結論】英語で動画生成したあと、日本語音声への翻訳による解決
「Video GPT by VEED」GPTで日本語の動画を生成するためには、先に英語で動画を生成し、その後にプロジェクト設定(Settings)のオーディオ(Audio)から翻訳音声(Translate voice)機能を用いて日本語に翻訳することが効果的であることがわかりました。
このプロセスは追加の手間を要しますが、望む結果を得るための現時点での最良の方法です。
「VEED」アカウントの作り方と動画をダウンロードする方法
「Video GPT by VEED」GPTで生成した動画をダウンロードするには、「VEED」アカウントを作る必要があります。
この項目では、「VEED」アカウントの作り方と動画のダウンロードの方法を解説します。
「VEED」アカウントの作り方
動画編集画面の右上にある[Done]ボタンをクリックします。

Sign upのページが開きます。「VEED」アカウントは、GoogleやApple、Microsoftアカウントまたは、メールアドレスで作成ができます。
今回は、メールアドレスでアカウント作成するので、メールアドレスを入力して[Sign up with email]ボタンをクリックします。

「VEED」から、登録したメールアドレスにメールが届くので確認してください。

「VEED」から届いたメールの「Log in to my workspace」ボタンをクリックします。

「VEED」workspaceのLoginに成功すると、下の画面が表示されます。

「Video GPT by VEED」GPTで生成した動画をダウンロードする方法
ワークスペースでは、生成した動画の横に下の画面が表示されています。

動画をダウンロードするには、赤枠のボタンをクリックします。

無料アカウントの場合、MP4(720p)、MP3、GIFのファイルがダウンロードできます。

VEEDの料金プラン:あなたに合ったプランを選ぼう

「VEED」は、ユーザーのニーズに合わせた柔軟な料金プランを提供しています。
無料プランからビジネスプランまで、各プランは特定の機能とストレージオプションを備えており、ユーザーは自身のプロジェクトや予算に応じて適切なものを選択できます。
プラン名 | Free | Basic | Pro | Business |
---|---|---|---|---|
月額料金 | 無料 | $12/月 | $24/月 | $59/月 |
ストレージ | 2GB | 5GB | 20GB | 50GB |
字幕 | 30分/月 | 720分/年 | 1,440分/年 | 8,000分/年 |
特徴 | 基本編集、1GBアップロード制限 | ウォーターマーク削除、フルHDエクスポート、25分までの動画エクスポート | 音声・映像ライブラリ、50+言語への翻訳、オーディオクリーニング | AIアバター、カスタムビデオテンプレート、ビデオ分析 |
各プランの詳細
- Freeプラン: これは初めて「VEED」を使用するユーザーや基本的な動画編集が必要な方に最適なプランです。クレジットカードの登録は不要で、必要最低限の機能を無料で利用できます。
- Basicプラン: 月額$12で、より高度な機能が必要な初心者や中級者に適しています。年間$144で請求され、ウォーターマークの削除やフルHDでのエクスポートが可能となります。
- Proプラン: 月額$24で、プロレベルの動画制作に取り組むユーザーに推奨されるプランです。豊富なストック素材と高度な編集機能を利用でき、年間$288で請求されます。
- Businessプラン: 月額$59で、ビジネスチームやプロフェッショナルな動画制作者向けに設計されています。5人までのユーザーが利用でき、年間$708で請求され、大量の字幕とAIアバターの利用時間が提供されます。
各プランには、動画のクオリティや配信のスコープに合わせたさまざまなオプションが含まれています。これにより、個人使用からプロフェッショナルなビジネス利用まで、幅広い動画制作のニーズに対応しています。
まとめ

ChatGPTのGPTs「Video GPT by VEED」は、いかがでしたでしょうか?
「Video GPT by VEED」GPTは、テキスト入力からプロフェッショナルな動画を瞬時に生成する画期的なツールで、動画制作のアプローチを根本から変える可能性を秘めています。
今回の記事で紹介した主要な機能とメリットを活用すれば、誰もが動画制作のプロフェッショナルに一歩近づくことができます。
特に重要なのは、初心者でも簡単に利用でき、時間とコストを節約しながら、クリエイティビティを拡張できる点です。
しかし、日本語音声の動画生成には、英語での動画生成後に翻訳するという追加のステップが必要であり、このプロセスは特に日本語話者にとって、ある程度の手間を要することが確認されました。
最後に、「Video GPT by VEED」GPTの重要なポイントをまとめます。
「Video GPT by VEED」GPTの重要なポイント
- AIアバターによる動画生成: ユーザーが入力したテキストからスクリプトを自動生成し、選択したAIアバターが動画内でナレーションを行います。
- 自動スクリプト生成: テキストからAIがスクリプトを生成し、その物語をAIアバターが映像内で語る機能を提供します。これにより、コンテンツ制作のプロセスが簡略化されます。
- 多言語対応テキストツースピーチ: 様々な言語でナレーションを提供し、幅広い視聴者へのリーチを可能にします。
- 編集機能の充実: プロジェクト設定、動画編集ツール、メディアライブラリ、オーディオと字幕の調整、テキスト挿入、装飾要素の追加、テンプレートの利用、録画機能、トランジションとフィルターの適用など、幅広い編集オプションが提供されます。
- 翻訳音声(Translate voice)機能の活用: 英語で生成したビデオを日本語を含む複数の言語に翻訳する機能は、多言語でのコンテンツ制作を可能にします。
- 日本語音声の動画生成: 英語での動画生成とその後の日本語への翻訳が必要で、このプロセスには特定の手間が伴います。
「Video GPT by VEED」GPTを活用することで、誰もがクリエイティブなアイデアを動画で表現し、世界中の視聴者と共有することが可能になります。
今こそ、「Video GPT by VEED」GPTであなたのストーリーを映像化し、世界と共有する絶好の機会です。クリエイティブな挑戦を恐れず、動画制作の新たな可能性に踏み出しましょう!
これまでに紹介したChatGPT「GPTs」の一覧
「GPTs(GPT Builder)」を使えば、誰でも簡単にカスタムGPTを作ることができます。
OpenAIの公式発表によると、「GPTs」発表からわずか2ヶ月ほどで、300万を超える「GPTs」が作成されたということです。
無限に生み出される「GPTs」から、優良のGPTを見つけ出すのは大変です。
そこで、当サイトではおすすめの「ChatGPT GPTs」の使い方の紹介をシリーズ化しています。今後も楽しみにして頂けると嬉しいです。
これまでに紹介した「ChatGPT GPTs」は、定期的に更新される「GPTs(GPT Builder)(カテゴリページ)」にて詳しく解説しています。
ぜひ、他の「GPTs」もチャレンジされてみてくださいね!
」30選!カテゴリ別の活用事例集と使い方-300x158.jpg)
最後までお読みいただきありがとうございました!
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