SNSやブログに写真をアップするとき、家族や知人の顔、車のナンバー、住所など、見せたくない情報が写り込んでいて困ったことはありませんか?
でも、画像編集ソフトは難しそうだし、わざわざアプリをインストールするのも面倒…。
そんなときに役立つのが、ChatGPTの画像生成機能を活用した「モザイク加工」の裏技です!
この記事では、ChatGPTを使って誰でも簡単にモザイク処理ができる方法を、ステップ形式で丁寧にご紹介します。
初心者の方でもすぐに実践できる内容なので、画像編集が苦手な方でも安心です。
この記事を読むことで、以下のメリットがあります。
- ChatGPTを使って画像にモザイクをかける具体的な手順を理解することができる
- すぐに実践できるプロンプト例や、どんな画像に活用できるかのシーン例を知ることができる
- わざわざ画像編集ソフトを使う手間と時間を省くことができる
これから紹介する内容を読むことで、あなたも今すぐChatGPTの画像生成機能を活用した「モザイク加工」のスキルを手に入れることができます。
ちょっとした裏技で、あなたのSNSや資料、ブログが一気に安心・安全に進化します!
ChatGPTとは?
ChatGPTとは、OpenAIが開発した会話型AIです。質問に答えるだけでなく、文章作成、画像生成、データ分析、翻訳など様々なタスクを簡単に実行できます。
専門知識がなくても直感的に利用でき、初心者からビジネスパーソンまで幅広く活用されています。
「ChatGPT」についてはこちらの記事に詳しく解説しています。

ChatGPTの画像生成機能を活用したモザイク加工:こんなときに便利!
ChatGPTで画像にモザイク加工をする機能は、日常のちょっとした「困った」を解決してくれる非常に便利な活用法です。
特に初心者の方や画像編集に慣れていない方にとって、簡単に使えるという点が大きな魅力です。
例えば、以下のようなシーンで役立ちます。
- 子どもや家族の顔をSNSやブログに載せたいとき:最近では子どもの顔をネット上に載せることへのリスクが注目されています。モザイクを使えば、可愛い写真をシェアしつつもプライバシーをしっかり守れます。
- 車のナンバーや自宅の住所などの個人情報を隠したいとき:風景写真やイベントの記録などに意図せず写り込んでしまった個人情報も、モザイク処理で簡単にカットできます。
- 社外秘資料やクライアント情報を含むスクリーンショットを加工したいとき:ビジネス用途でも、社内共有やプレゼン資料作成の際に役立ちます。
これらの作業は従来なら画像編集ソフトが必要でしたが、ChatGPTを使えばインストール不要で手軽に対応可能です。特別なスキルも不要で、誰でも直感的に操作できるのが特徴です。
しかも、指示するだけでAIが自動的に処理してくれるため、「この部分にモザイクをかけてください」といった簡単な言葉だけで、すぐに加工が完了します。
忙しい方やスマホだけで作業したい方にとって、時間も労力も大幅に節約できるのが大きなメリットです。
実際に画像へモザイク加工をしてみた!
実際にChatGPTを使って画像にモザイク加工を行う方法を、初心者でも安心して実践できるようにステップ形式で詳しく解説します。
特に、画像処理に不慣れな方や、AIの使い方に自信がない方でも迷わず進められるよう、プロンプト例付きで丁寧にご紹介します。
ChatGPTの画像編集機能を活用すれば、顔や車のナンバー、個人情報などをスムーズに隠すことができ、SNS・ブログ・ビジネス利用にも安心して活用できます。
ChatGPTで画像にモザイクをかける方法を4ステップで解説
ステップ1:ChatGPTを開く
まずは、ChatGPTのチャット画面を開きます。画像のアップロードやモザイク処理ができる機能を使うためには、「GPT-4o」モデルを選びましょう。

ステップ2:モザイクをかけたい画像をアップロード
チャット欄の左下にある「+」ボタンをクリックすると、ファイルアップロードのメニューが表示されます。

そこから「コンピューターからアップロードする」を選ぶことで、モザイクをかけたい画像を選んでChatGPTに送信できます。
また、Google DriveやMicrosoft OneDriveから直接ファイルを選択することも可能です。これにより、クラウド上の画像もすぐに加工対象として利用できるので非常に便利です。
アップロードできる画像形式はJPEGやPNGなど一般的なもので、操作も直感的に行えます。
今回は、以下の写真をアップロードします。

写真をアップロードしました。

ステップ3:具体的なプロンプトで指示
ChatGPTにモザイクをかけたい部分を的確に伝えましょう。たとえば「人物の顔」や「車のナンバー」など、対象をはっきり指定することで、ChatGPTがより正確に処理できます。位置情報(左下、中央など)を加えるとさらに効果的です。
今回は、以下のプロンプト(命令文)を出してみました。
ステップ4:モザイク加工された画像をダウンロード
ChatGPTが処理を終えると、モザイクが施された新しい画像が表示されます。

表示された画像の上で右クリック(スマホの場合は長押し)して、保存してください。
実際にモザイク加工された画像はこちらです。

他の画像でもモザイク加工を試してみた!|車のナンバー・看板の文字にも対応
顔写真以外の画像でも、ChatGPTによるモザイク加工は有効です。ここでは実際に、2つの異なるシーンで試してみた結果を紹介します。
車のナンバープレートにモザイクをかけてみた
SNSやブログに投稿する風景写真などで、意図せず個人情報が写り込んでしまうことはよくあるものです。車のナンバーはよくある例です。
そこで、下の写真の車のナンバー部分をモザイク処理してみます。

以下のプロンプト(命令文)を出してみました。
ChatGPTでモザイク加工された写真は以下のとおり。

看板の店名をモザイク処理してみた

次に試したのは、街の風景写真に写った店舗の看板に書かれた店名へのモザイク加工です。写真に写り込んだ店舗情報を伏せたい場合などに便利です。
以下のプロンプト(命令文)を出してみました。
ChatGPTでモザイク加工された写真は以下のとおり。

ChatGPTのモザイク加工を実際に試してみた感想|メリットとデメリットを徹底レビュー
モザイク加工は、SNSやブログなどに投稿する際のプライバシー保護や情報の秘匿に非常に有効です。
ChatGPTでは、画像をアップロードして、どこにモザイクをかけたいかを自然な日本語で伝えるだけ。特別なソフトを使わずに、誰でも簡単に加工できることに驚きました。
今回は、以下の3つの画像パターンでChatGPTのモザイク加工機能を実際に試してみました。
- 人物の顔
- 街中に停まった車のナンバープレート
- 店舗の看板に表示された店名
モザイク加工前と後の写真の比較です。
①人物の顔


②車のナンバープレート


③看板の店名


3つの画像すべてに共通していたのが、「モザイクをかけた部分以外の画像も少し変化していた」という点です。
たとえば、人物の表情や髪の流れ、車のステッカーや店舗の外観などが、加工前後でわずかに異なっていました。
このことから、ChatGPTの画像編集は「特定部分のみの加工」というより、全体を再生成しながら処理している印象を受けました。
とはいえ、完成画像は自然な仕上がりで修正もできるため、用途としては十分実用的です。
実際に感じたメリット
- 操作がとにかく簡単:画像をアップロードし、加工したい場所を伝えるだけ。複雑な編集スキルは不要です。
- 自然な日本語で指示可能:「車のナンバーにモザイクを」や「看板の店名を隠して」などで意図が伝わります。
- プライバシー対策として十分機能:顔・文字・ナンバーなど、多様な情報に対応可能で、SNS・ブログ・資料作成などに安心して使えます。
気になった点・デメリット
- 画像全体が再構成される可能性がある:一部だけを編集するというより、全体が再生成されることで細部が少し変わることがあります。
- 指示によっては意図しない箇所に処理が入ることもある:指示が曖昧だと、想定とは異なる部位にモザイクがかかってしまうことがあります。より正確に位置を伝えるためには「左から○番目の人物の顔にモザイクを」「赤い車のナンバーにモザイクを」といった具体的な表現が必要です。
レビュー総評
全体的に見て、ChatGPTの画像モザイク機能は「手軽さ」「早さ」「実用性」の三拍子がそろった非常に便利なツールです。とくにSNSやブログでのプライバシー保護や、社外共有資料の加工など、画像編集のハードルをぐっと下げてくれます。
「画像編集は苦手」「手間をかけたくない」という方にこそおすすめしたい機能です。ぜひあなたも、ChatGPTの画像加工機能を活用して、安全でスマートな情報発信をはじめてみてください!
「GPT-4o」の画像編集機能とは?
2025年3月25日(現地時間)、OpenAIはChatGPT「GPT-4o」における大規模アップデートを実施し、画像生成機能「4o Image Generation」をネイティブ統合しました。
これにより、ChatGPT上で会話をしながら誰でも直感的に画像を作れるようになりました。
さらに写実的な表現からイラスト、ストーリー漫画、科学図解、広告バナーまで、幅広い用途に対応。しかも、日本語の描画にも対応しました。
「GPT-4o」の画像編集機能(4o Image Generation)についてはこちらの記事に詳しく解説しています。

よくある質問 (FAQ) とその回答
公式の情報と実際の使用結果をもとに、よくある質問をまとめています。
まとめ
このように、ChatGPTを使えば、専門ソフトやアプリなしでも、画像にモザイク加工が手軽にできるようになります。
SNSやブログ、資料作成など、あらゆる場面で活用できるこの裏技は、知っておいて損はありません。
画像編集が苦手な方でも、この記事で紹介した手順を真似するだけでOK。ぜひ一度、あなたのChatGPT活用術に加えてみてください。
最後に、【ChatGPTの画像生成機能を活用したモザイク加工】の重要なポイントをまとめます。
【ChatGPTの画像生成機能を活用したモザイク加工】の重要なポイント
- ChatGPTによる画像編集が可能に:「GPT-4o」モデルでは画像アップロードと指示による編集が対応です。
- 具体的なプロンプトで精度UP:加工箇所を明確に指示すれば、より正確なモザイク処理が可能です。
- 完成画像の確認と再編集が簡単:生成された画像はそのまま完成形として表示されます。表示された画像を確認しながら、必要な部分を再度指示することで何度でも修正が可能です。操作も自然な日本語で行えるため、初心者の方でも安心して細部の調整ができます
特別なツールがなくても、ChatGPTの画像編集機能を使えば、モザイク加工までできる時代です。
今すぐ試して、その便利さを体感してみましょう!
これまでに紹介したChatGPT活用術の一覧
ChatGPTには、まだまだ知られていない便利な使い方や裏技がたくさんあります。「そんなことまでできるの?」と思わず驚くような活用法は、日々どんどん進化しています。
とはいえ、ネット上の情報は断片的で、自分に合った使い方にたどり着くのは意外と難しいものです。
そこで、当サイトではおすすめのChatGPTの活用方法をシリーズ化しています。今後も楽しみにして頂けると嬉しいです。
これまでに紹介した「ChatGPT活用術」は、定期的に更新される「ChatGPT活用術(カテゴリページ)」にて詳しく解説しています。
ぜひ、他の「ChatGPT活用術」もチャレンジされてみてくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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